【2023年2月14日】ルグランは2月13日、資本提携先である日宣のクライアントである2社の広告をサイネージに掲出することが決定。西新宿エリアに設置されたサイネージ5機への広告配信をスタートした。
同社は昨年 11 月から、デジタルマーケティングのコンサルティング会社。東京都が5Gと先端技術を活用したサービスの都市実装に向けて取り組んでいる「西新宿エリアにおけるスマートポールを活用したプロジェクト」のメンバーとして、その日の天気に合わせた広告をデジタルサイネージに配信する仕組み作りを進めてきた。
「TNQL(テンキュール)」は、2017年に気象データを活用したファッションテックサービス。2021年には気象に連動して広告を簡単に配信できるツール「weathermarketing.net」を開発するなど、気象データをマーケティング施策に活用するためのツール開発に注力した。
今回のプロジェクトではルグランが独自に構築した気象ロジックをもとに、寒い日には熱々のメニュー、暖かさが感じられる日には冷たい/フレッシュなメニューの広告を、その日の天気に合わせて自動で切り替え配信する。
サイネージの周辺にいる人達の状況やニーズに合わせて自動的に広告を配信することで、店舗への送客効果に貢献することを期待している。また、人々のニーズに寄り添った広告を配信することで、人々の課題の解決につながる有益な情報を発信するブランドとして、その存在感を高めることにも繋がると考えている。
国内のデジタルサイネージ市場は、2025年に3,186億円まで成長が見込めると予測されており、このうち約2,200億円はコンテンツや広告の制作・配信システムの成長によるものと見込まれている(富士キメラ総研による予測、2019年)。
同社は、こうした成長を実現するためには、デジタルサイネージにおいても、人々に対して最適なタイミングで必要な情報やメッセージを表示する仕組み作りが重要だと考えている。
ルグラン
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