【2026年3月17日】安達写真印刷は、児童が編集・制作の主役となる体験学習型の卒業アルバム制作を実施した。AIやICTを活用し、従来は記念品として制作されてきた卒業アルバムを学習の機会として活用する取り組みである。

同プロジェクトは、GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末」の環境を活用し、ICT教育や表現教育、協働学習の機会として卒業アルバム制作を授業化するもの。顔認証AI「かおラボ」とウェブ編集システム「アシスト」を活用し、児童が写真選びやレイアウト作成に参加することで、主体的な学びを促すとともに教員の業務負担軽減も図る。

今回は福井県坂井市の写真館写真の光陽と協働し、永平寺町御陵小学校、坂井市立木部小学校、坂井市立大石小学校の3校で授業として実施した。
授業は全3回で構成。第1回では顔認証AIを活用し、児童が登場回数などを参考にしながら写真を選定。「全員がアルバムに載る」「誰かが嫌な気持ちになる写真を選ばない」などのルールを話し合いながら決定した。
第2回では写真館の講師から写真の主役の作り方やレイアウトの基本を学び、思い出をどのように伝えるかを考えた。第3回ではウェブ編集システムを使い、写真配置やトリミングなどを行いながら実際のアルバムページを制作した。

完成したアルバムは3月上旬に児童へ配布され、画面上で制作していたレイアウトが実際の冊子として届いたことで、制作の達成感や思い出としての価値を実感する機会となったという。
同社は、地域写真館や学校と連携する「教育支援型アルバム制作モデル」として、AIやクラウドを活用した卒業アルバム制作を今後全国へ展開していく方針である。
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