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ペイサー「TenMax pDOOH」 台湾向けデジタルサイネージサービスの提供を開始 ネット広告&OOHで効果UP 

【2025年1月10日】ペイサーはこのほど、ネット広告とデジタルOOHを組み合わせた、台湾マーケット向け広告サービス「TenMax pDOOH」の提供を開始した。

同社は、訪日外国人向けプロモーション支援 や越境EC支援、アウトバウンド支援などデジタルマーケティング領域のトータルサポートを行う広告代理店。

「TenMax pDOOH」では、従来のネット広告と店頭デジタルOOHを組み合わせ、オンラインとオフラインの統合的なプロモーションを可能とし、販売促進効果に繋げるリテールメディアネットワークサービス。
システムは、ペイサーのグループ会社である台湾TenMaxと統一資訊(President Information Corp. )が共同で開発した。
統一資訊は、台湾最大手の流通企業である統一グループの一つで、親会社の統一超商社はコンビニエンスストア セブンイレブンの台湾ライセンスを保有し、店舗数は台湾コンビニ業界最大を誇る。

ディスプレイがデジタル化されているだけでなく、OOHへの広告配信そのものを運用型ネット広告のように入札方式でリアルタイムに配信可能。このため広告パフォーマンス(広告視聴時間、店舗滞在時間、購買状況など)に応じて、配信エリアやクリエイティブを変更できる。

また、ディスプレイに設置されているTenMax Beaconにより、ディスプレイを通過したユーザーのスマートフォンアプリにメッセージやクーポンを送信できる。
これまでのネット広告は認知向上やECサイト誘導において評価される一方で、店頭販促においては再想起やコンバージョン面で効果を発揮しにくい現状があった。
「TenMax pDOOH」は、オンライン接触からレジ前直前まで継続的な接触を実現するため、これまで以上の販促効果が望めるという。

同社ではシステムは55インチのディスプレイを、台湾で人流の多いエリアの小売店にすでに設置済み。2024年末時点でセブンイレブンをはじめとした300店舗に、2025年には数千店舗への拡大を予定している。

なお、同社では販売促進に限らず、ブランド認知向上などOMOの一環としての活用も想定している。

ペイサー
http://pacer.jp/

 

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