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TOPPAN シンガポールのKEYFIELDSを子会社化 日本とASEAN市場の物流DX事業を拡大

【2024年2月2日】TOPPANホールディングスはこのほど、シンガポールの物流サプライチェーンマネジメントシステム会社であるKEYFIELDSと株式譲渡契約を締結した。TOPPANホールディングスは今月KEYFIELDSの株式を75%取得し、子会社化の手続きを完了する予定。

この買収により、TOPPANグループは、物流DX分野サービスを強化し、日本およびASEAN市場で高まる物流倉庫のDX需要に対して幅広いサービス提供が可能になる。
今後包括的な物流DXソリューションを構築し、新たなビジネスモデルの開発を進め、日本およびASEANでの物流DX事業拡大を実現する。

TOPPANグループは、中期経営計画の基本方針を「Digital (DX) & Sustainable (SX) Transformation」としており、グループ横断のDX推進をTOPPANデジタルが担い、注力事業の一つとして物流DX事業を牽引している。

KEYFIELDSは、物流サプライチェーンの各過程を管理するシステム、およびそれらをリンクすることによりサプライチェーンを包括的にマネジメントするシステム「iLOGON(アイログオン)」を提供している。
同社は政府機関や世界有数の多国籍企業によってソリューションプロバイダーとして選ばれており、また、シンガポール政府と緊密に連携しながら、物流業務をデジタル化する認定ソリューションである「iLOGON」を中堅・中小企業にも提供している。
中でも、倉庫管理システムを核にしながらシンガポールやインドネシア、タイ、ミャンマーで、物流・製造・小売・ECなどの業界で多くの顧客とノウハウを獲得している。

TOPPANグループは物流市場の成長に伴う人手不足などの課題をビジネスの機会と捉え、両社の技術・ノウハウを融合し、日本や成長著しいASEAN市場の物流DX事業を拡大していく。

 

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