【2023年5月22日】電通はこのほど、ChatGPTを活用した「キャラクターとの自動対話サービス」のプロトタイプを開発した。
同サービスは、2021年に発表した「キャラクターCXソリューション」の一環。AIチャットサービスに、アニメキャラクターや知的財産、企業の有名キャラクターなどのインターフェースを加えることで、より“豊かな顧客体験(CX:Customer Experience)”の提供を目指す。
今後、さまざまな企業と連携していく第1弾として、フリー素材の提供を行う「いらすとや」のキャラクターを適用し、プロトタイプの実証実験を開始した。
ChatGPTのような生成系AIによるAIチャットサービスは、自然な会話が特長。手動でのテキスト入力に慣れていないシニアや障がい者への普及も期待される。さらにECや店頭、コールセンターでの活用により、事務作業の効率化なども可能という。
電通では、人気キャラクターや企業の有名キャラクター、知的財産、ご当地キャラクターなどの権利を所有するさまざまな企業・団体と連携。キャラクターをインターフェースに加えることで、誰でも親しみやすく、好奇心を刺激するAIチャットサービスの提供を目指す。
また、世界的知名度のあるキャラクターIPを数多く有する日本の環境を生かし、グローバルへの「キャラクター自動対話サービス」の展開も見込む。
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