【2022年6月1日】大日本印刷(DNP)は6月、植物由来の原料(バイオマス)を一部に使用した非接触対応ICクレジットカード「バイオマスカード」の提供を開始する。
DNPは2021年から、リサイクルプラスチックを使用したICカードを提供している。今回のバイオマスカードの開発により、環境に配慮したICカードの製品ラインアップを拡充した。
また、バイオマスカード採用の第1弾として、ジェーシービー(JCB)の「JCB ORIGINAL SERIES」などにこの製品が提供される。
これは国内初のバイオマス基材を使用したJCB非接触対応ICクレジットカードとなる。
製品価格は、従来のカード基材と比較して、プラス10~20%程度を予定する。
同社では今後、金融機関やICカードや電子マネーカードを発行する事業者、ポイントカードや会員証などを提供する小売・流通企業などにバイオマスカードを提供し、環境負荷の低減を支援する。
また、2026年度までにバイオマスカード関連事業で約25億円。また同カードを含む環境配慮カード関連事業全体で約100億円の売上を目指す。
「リサイクルPVCカード」
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160748_1587.html
「リサイクルPCT-Gカード」
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162432_1587.html
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