【2022年3月4日】凸版印刷はこのほど、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(ナビネクト)」に、RFIDを活用することで生産情報のデジタル化を行い、製造工程を見える化する機能を追加。3月上旬から、本格的に提供を開始する。
この本格提供に先立ち、第1弾として熊本県の上村エンタープライズの樹脂・精密機械加工工程で、実績管理システムに採用された。
システムは、顧客企業基幹システム(ERP)との連携が可能で、RFIDを用いた生産実績管理にも対応する。
指示書にRFIDを貼付し、製造開始時に指示書を指定ホルダーに挿入することで、生産開始情報を自動で取得。また生産終了時に次工程に指示書をまわすため、指定ホルダーから抜き取ることで終了情報も自動取得する。
RFIDタグには、重ねても読み取れ「積層型RFID」を採用し、30枚程度の一括読取ができる。
使用料金は500万円~(ハードウェア、立上げ費用別途)。
今後、凸版印刷は「NAVINECT」および「NAVINECTクラウド」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2023年までに100社への導入を目指す。
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