【2021年12月9日】千代田グラビヤはこのほど、包装製品の製品ライフサイクルにおけるCO2排出量の試算手法を設定し、紙素材の活用を含めた製品の最適設計を支援する「千代田エコ・デザイン・シミュレーション」サービスを開始した。
これにより製品の企画段階において、素材構成、重量、形状などの情報をもとに当該製品のライフサイクルCO2排出量を試算。仕様変更によるCO2排出量の削減割合や、紙マークの適用条件、輸送距離の変化による影響などを具体的な数値をもとに比較検討することが可能になる。
また、製品の易開封性、加工適性、耐久性への影響に関する信頼性検査を行える。
「CO2排出量の試算」は、軟包装製品の素材構成、重量、形状などの情報をもとに、当該製品の原材料の採掘・製造から利用・廃棄までのライフサイクルにおけるCO2の排出量を試算。
「最適設計の支援」は、CO2排出量の試算・シミュレーションに基づいて、当該製品の最適な製品設計を実現するための条件を定めていくことが可能という。
千代田グラビヤは「環境配慮型の軟包装製品の開発ならびに品質向上を実現するために、今後もさまざまな観点から研究開発に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく」としている。
千代田グラビヤ
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