【2021年5月18日】凸版印刷は5月、中国市場向けに、製品に付与する固有IDを通じて、顧客との接点を構築し、サプライチェーン管理を可能とする、クラウド型ID認証プラットフォームのサービス提供を開始した。
同プラットフォームは、Selinko SA (Selinko)のNFCに対応したID認証システム基盤技術と、凸版印刷のIDデバイス技術を融合させ、中国国内に構築したもの。
導入により、収集したデータを活用したトレーサビリティ管理や不正流通の監視など、サプライチェーンの管理が可能となる。
製品にはQRコードやNFCタグ、UHF帯のRFIDなどのIDデバイスが付与されており、消費者のスマートフォンや製造工場、物流倉庫の読取装置で読み取ることで管理を実現する。
今後、凸版印刷は中国国内に構築したID認証プラットフォームを活用したID認証サービスを、化粧品をはじめ、医薬品、日用品などに対し、販売を拡大。2025年までに関連受注を含め約20億円の売り上げを目指す。
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