【2019年8月5日】大日本印刷(DNP)はこのほど、再封(リクローズ)が可能なチャック付き紙容器を開発した。
同製品は、開口部にプラスチック製のチャックを取り付けることで、開封後のリクローズを可能にしている。
また、バリアフィルム「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」を使用し、水蒸気や酸素に対する高いバリア性も付与している。
粉末製品や固形物を入れる容器をプラスチック容器から本製品に切り替えることで、プラスチックの使用量を削減。角型形状で、内容物によっては容積を減らすことができ、輸送効率や陳列効率の向上にも寄与する。
背景には、昨今の海洋プラスチック問題があり、リサイクルしやすい単一素材(モノマテリアル)のパッケージや、再生可能な資源である紙を使用したパッケージへの切り替え推進が進んでいる。
今回開発されたリクローズ可能なチャック付き紙容器は、環境配慮と使い易さを両立させた製品。
今後、DNPは、今回開発したリクローズ可能なチャック付き紙容器を、粉末や固形の食品、トイレタリー製品などの日用品のパッケージとして提供。2022年度に年間10億円の売上を目指す。
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