【2018年3月8日】大日本印刷(DNP)は4月、商業施設や公共施設向けの「高意匠な壁面パネル」を発売する。
ガラスの質感仕上げを施した鋼板(ホーロー)に、インクジェット印刷で名画の特徴的モチーフや、クロード・モネ、ゴッホ等画家の独創的なタッチを表現している。
この壁面パネル新製品は、壁面パネルのベースとなる鋼板の金属とガラス質の密着度が高く、衝撃に対して非常に強い表面硬度を発揮。建築施設に求められる不燃性はもちろん、耐候性と耐蝕性、耐熱性も備えている。
また、汚れを落としやすく、メンテナンスも容易で、存在感のある美しい空間を色褪せることなく清潔に提供できる。ホーローならではの独特のガラス質感と、葛飾北斎やモネ、ゴッホなどの名画作品の緻密な筆致(タッチ)が融合している。
プリントはデジタル印刷であるため、オリジナルな魅力と落ち着きがある意匠を大判の壁面パネルに表現できる。
大判でも、絵柄の継ぎ目を少なくでき、ニーズに応じて絵柄を切り取ったり、模様のように利用したりするなど、空間の雰囲気に合わせた展開も可能。
今後、DNPは本壁面パネルを、大規模な開発や改修を予定している施設の公共スペース向けなどに提供。また、マンションの内装関連で獲得しているDNPの高い市場シェアを活かして、高級マンション等のロビーや共有通路等の高意匠な壁面用パネルとして、マンションデベロッパーなどに販売し、2020年度に年間3億円の売上を目指す。
なお、同製品は3月6日~9日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されている「JAPAN SHOP 2018」のDNPブースで展示されている。
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