【2018年1月12日】トッパン・フォームズは4月から、Cogent Labs(コージェントラボ)の手書き文字認識AIエンジン「Tegaki」を活用した「手書き帳票AI-OCR変換サービス」の提供を開始する。
トッパン・フォームズは2017年2月、Cogent Labs(コージェントラボ)と資本・業務提携をしており、今回のサービス開始はこの資産を生かしたもの。
サービスはトッパンフォームズの帳票設計やBPOで培った機微情報の入力業務などのノウハウを活用。手書き文字の効率的な認識とOCR精度向上を実現する前後工程の処理をパッケージ化し、コージェントラボのAI技術を組み合わせることで開発した。
この業務アプリケーションで、ユーザーの手書き文字入力業務の大幅な効率化に貢献できるという。
従来の手書きOCRでは画像の縮尺の違いや傾斜、罫線などがノイズとなりOCR変換が難しいケースが多々あったが、同サービスではこれを解消している。
サービス提供モデルは、ニーズ・利用環境に最適化した3つのパターンを用意。
「クラウドモデル」では、前処理、AI-OCR変換、後処理の全てをクラウドサービスで提供「オンプレミス+クラウドモデル」では、前処理と後処理をオンプレミスで、AI-OCR変換をクラウドサービスで提供。
「BPOモデル」では、同社のBPOセンターで一括で受託するし、手書き帳票のスキャニングから画像補正、AI-OCR変換、ベリファイ補正入力を行い、完全データとして納品する。
トッパンフォームズは金融機関や生損保会社、物流会社などを中心に「手書き帳票AI-OCR変換サービス」を提供。2018年度に1億円、2020年度に3億円を目指す。
Cogent Labs
https://cogent.co.jp/
「Tegaki」の詳細
https://www.tegaki.ai/
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