【2017年5月31日】「あの商品美味しいんだけど、開けにくいよね」
「味はいいけど、保存しづらい」
こういった包装に対する不満やストレスって、けっこうユーザーは感じているもの。
そんな商品パッケージ不満に関する調査レポートが、ジャストシステムから発表された。
この「商品イメージに関する調査」は、ジャストシステムのネットリサーチサービス「Fastask」を利用し集計したもので、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」にその結果を発表した。
調査対象は、スマートフォンを使用する全国の10代~60代の男女1,100名。
その質問項目のいくつかに、包装に関する内容がいくつかあり、その結果がかなり厳しいものであった。包装関係者は心して読んでいただきたい。
魚肉ソーセージなどの包装フィルムに関しては、8割以上の人が不便を感じたことがあるそうだ。
「ソーセージなどで、開け口の手がかりとなるテープがすぐに切れ、はがしにくい」経験をが経験したと答えた人は88.2%。
そのうち、30.1%が「メーカーは自社製品をもっと研究した方がよい」、13.8%が「このこと以外がよいだけに残念な気持ちになった」、11.5%が「ブランドの印象が非常に悪くなった」、5.7%が「そのブランドの商品を二度と買いたくないと思った」と答えている。
またコンビニの麺類商品では、約4割がフィルムに具がついて食べにくいのが「気になる」と答えている。
そのうち、15.5%が「自社製品をもっと研究すべき」、10.3%が「残念な気持ちになった」、8.2%が「ブランドの印象が非常に悪くなった」、5.5%が「そのブランドの商品を二度と買いたくない」と考えていることが明らかになった。
このほか、包装関連では「ペットボトル入り炭酸飲料について」「吊り下げ菓子(4連パック等)について」もアンケート結果が発表されている。
集計データをまとめた調査結果レポートは「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロードできる。
ちなみに、なぜジャストシステムがこの調査を行ったかというと自社のアンケート調査システム「Fastask(ファストアスク)」をPRしたもの。
同システムは調査工程をクラウド化し、低価格(従来の約1/3)でスピーディーな調査を実現したセルフ型リサーチ。料金は1問1サンプル回収あたり一律10円(税別)、スクリーニング調査の場合 2,000サンプル回収あたり
一律10,000円(税別)となっている。
包装や印刷、それ以外でも不安を抱えている企業があれば、試してみてはいかがだろうか。
【同調査の実施概要】
調査名:『商品イメージに関する調査』
調査期間 :2017年5月17日(水)~22日(月)
調査対象 :全国の10代~60代の男女1,100名
「Marketing Research Camp」
https://marketing-rc.com/report/
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.