【2024年8月20日】SCREENアドバンストシステムソリューションズは8月19日、画像処理AIモデルの作成・評価・分析を一連で行えるオールラウンドイメージAIソフトウエア「SARIA(サリア)」を発売した。
「SARIA」は、「初心者からマニアまで心をくすぐる優れた拡張性」をコンセプトとしたイメージAIソフトウエア。初心者がノーコードでAI画像処理モデルを開発できる機能から、知識を備えたAI開発者が実践で使用する機能まで幅広く搭載したオールラウンドモデルとなっている。
一般的なツールではブラックボックスとなっているネットワークモデルに、随時アップデートされる研究レベルの最新ネットワークモデルを利用可能。さらに、取り込んだモデルのソースコードを直接変更できる。
また、カスタマイズ性の高いオープンソフトウエアとして、学習スクリプト、データ水増しなどのインターフェースを含めたカスタマイズに関する情報をすべて公開し、ユーザー自身の手でSARIAをカスタマイズ可能。パラメータの追加やGUIの追加など、複雑な画像処理もサポートしている。
このほか、初心者にもやさしいアノテーションサポート機能や長年の開発経験で培ったテスト評価機能を搭載。同社が今年1月に発表した「SCRAIS 」ブランドで採用されているソリューションやエンジンを搭載している。
開発の背景には、近年の機械学習や深層学習(Deep Learning)を活用した画像処理AIでは、AIの心臓部であるネットワークモデルがブラックボックス化されており、ロジックが解明できず、導入に至らないケースや導入に失敗するケースが増加していることがある。
同社では今後、知識蒸留 やHITL方式を利用した少量ラベルでの高精度学習など、多数機能をアップデートしていく予定。
SARIAの詳細は以下から
https://www.screen.co.jp/as/solution/saria
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