【2018年11月12日】口コミマーケティングをWOMマーケティング協議会(WOMJ)はこのほど、「WOMJガイドライン」の浸透度やインフルエンサーマーケティングに関する実態調査の結果を発表した。
「WOMJガイドライン」は広告主及び一般消費者を対象に、昨年12月更新版を発表した口コミマーケティングの新基準。「Twitter」「Instagram」などのSNSによるインフルエンサーマーケティングが全盛となり、急速に変化するクチコミマーケティングに合わせ幾度かの改定が行われている。
今回のアンケートでは、「インフルエンサーの”ステマ“には消費者の過半数が不快感」「逆に企業からの依頼を明らかにすることに消費者は好印象」などの結果が明らかになった。
インフルエンサーが企業の依頼を受けて商品やブランドの紹介をする際、それを隠ぺいすれば(ステマ)51.9%が不快感を示す。一方、企業からの依頼を明らかにした場合は「とても良い」「ありがたい」などが高くなり、逆にポジティブになる。
インフルエンサーが企業の依頼を受けて商品やブランドを紹介する際、WOMJでは「WOMJガイドライン」を通じて「関係性の明示」「偽装行為の禁止」といった企業から依頼された事実やその内容を明示するよう案内している。
今回の調査では、企業からの依頼を隠ぺいした投稿(所謂ステマ)は不快に感じる人が多い、一方でWOMJガイドラインに従い、依頼の事実を明示したものについては、「とても良いことだと感じる(29.8%)」「良い情報を教えてくれてありがたい(24.1%)」と好意的に捉えることが分かった。
また、多くの広告主はインフルエンサーマーケティングへの関心・理解が高いとは言えないことも明らかになった。
多くの広告主企業の間ではインフルエンサーマーケティングは、まだ主力のコミュニケーション手段ではないと考えている。さらにWOMJガイドラインへの認知は、インフルエンサーマーケティングを実施している企業でも3割を切るなど認知度は低かった。
WOMJでは「インフルエンサーマーケティングを行う上でのルールやマナーへの広告主自身の理解や関心が低い可能性があり、結果として消費者を不快にさせたり、炎上につながったりする潜在的なリスクを表す結果となった」としている。
WOMJでは今後も「WOMJガイドライン」の啓発に努めるとともに、「マーケティング事業者」「インフルエンサー」に対して同様の調査を行い、報告していく予定。
アンケートへの問い合わせは、WOMマーケティング協議会(ugajin@womj.jp)まで。
図1. 「広告」vs.インフルエンサーからの「紹介」イメージ比較
図1_1
図2. 「企業の依頼を受けた商品やブランドの紹介」に対する、印象の違い
図3.企業の依頼を隠して商品やブランドを紹介した場合の、インフルエンサータイプ別での印象
図4. 企業におけるインフルエンサーマーケティングへの取り組み
【一般層向け調査】
対象:10代~40代男女、ソーシャルメディア利用者、エリアは全国
サンプル数:男性10・20代119s、男性30・40代116s、女性10・20代133s、女性30・40代118s、合計486s
調査日時:2018年9月
実査方法:ネットリサーチ
【広告主向け調査】
対象:広告主企業(ウェブ広告研究会加盟社)
調査方法:ウェブ広告研究会様を通じた調査(リサーチはネットリサーチ)無記名による回答
回収サンプル:37s
調査日時:2018年7月13日(金)~8月14日(火)
アンケートへの問い合わせは、WOMマーケティング協議会(ugajin@womj.jp)まで。
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