【2018年3月22日】日本プロモーショナル・マーケティング協会は3月20日、中央区新富の日本印刷会館で「平成29年度研究助成論文発表会」を開催した。
冒頭、石川勉委員長が「助成論文は今年で11年目、これまで235論文に助成してきた。11年前はスマートフォンが誕生した年で、ここから購買行動が劇的に変化した。イギリスの産業革命から230年、電話誕生から130年だが、この10年の変化は大変なものだった。こういった顕著なテーマを学術と産業が一緒に研究することが重要だ。学術と実務が、同じプラットフォームで、緊密に情報連携し新しい時代に備えていかなければならない」とあいさつした。
続いて、中村博副学会長があいさつし「非常にいい論文がたくさん出ている。アカデミックだけでなく実務の視点も重視し、協賛社の企業の方々に応えること、企業活動の役に立つかことは欠かせない部分。よい報告がたくさん出てくると期待している」と述べた。
論文発表会は、発表者が20分間の持ち時間で行い、後半10分を質疑時間とした。
この日の発表者は以下の通り。
鄒晨燕氏、九州大学芸術工学府デザインストラテジー専攻博士後期課程2年
枝村千秋氏 博報堂プロダクツ 上智大学経済学部経営学科4年杉本ゼミ
箕島茂氏 大日本印刷(株)情報イノベーション事業部C&IセンターSP.SD本部SPマーケティング部
松本阿礼氏 ジェイアール東日本企画駅消費研究センター研究員
和瀬田純子氏 中央大学専門職大学院
水師裕氏 クロス·マーケティングクロスラボ主席研究員
西井真佑子氏 早稲田大学商学研究科博士後期課程二年
三坂昇司氏 公益財団法人流通経済研究所
会の最後には1月に発表された「学会賞」の受賞者、水師裕氏、西尾チヅル氏、松本阿礼氏の3氏に賞状と記念品が手渡された。
また、「第9回日本プロモーショナル・マーケティング学会総会」も同日開催された。
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