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ミヤコシ デジタル印刷機向けバリアブル加工機「VPR20A」を発表 カセット交換必要なし 加工部が可変し1枚ごとに異なるミシン目・折り可能に【動画あり】


【2019年12月11日】ミヤコシは12月10日、バリアブル加工機「VPR20A」を発表した。
「VPR20A」は、デジタル印刷機をサポートする後加工機。パンチ加工や縦横のミシン目などを、刃型を可変して印刷物1枚ごとに異なる加工に対応する。


バリアブル加工機「VPR20A」

同機の仕組みは、印刷時に出力されたデータマトリックスを読み取り、このデータに合わせて、パンチやミシン目、折り加工部を可変させて加工するというもの。
従来は、カセット交換で対応してきたこれらの加工を、重い機材を付け替えることなく、ダウンタイムなしで1枚から生産可能。カセットを使っていないため、固定リピートにとらわれない超長尺加工にも対応し、カセットの保管場所も必要がない。

さらにこれらの加工には、これまで熟練工が必要だったが、カセットの設置などがないため、比較的経験の少ないオペレーターでも運用できる。


「ランダム横ミシン加工部」

機材の構成は「給紙部」「ランダムファイル加工部」「ランダム縦ミシン加工部」「ランダム横ミシン加工部」「折部」「巻取部」の順。「ランダムファイル加工部」は5軸×2列のホイルを搭載、「ランダム縦ミシン加工部」は8軸、「ランダム横ミシン加工部」8胴を備えている。
最大加工速度は50m、最大用紙幅は520.7㎜、用紙坪量範囲は64~157g/㎡。価格は公開した構成の場合、約7000万円。

 

秋田でのデモ

10日、秋田県横手市の宮腰デジタルシステムズで行われた「新製品発表内覧会」では、「VPR20A」をデモンストレーションし、給紙から印刷加工物の完成までを公開した。

 

ミヤコシでは「次世代加工機事業」を推進しており、この事業では同社が自信を持っている加工機カスタマイズにより、加工機をモジュール化し、後加工をより身短にできるようにするという。
今回の「VPR20A」の開発もこの一環で、担当者は「当社の印刷機に限らず、デジタル印刷機の後加工に活用いただければ」としている。


左側の印刷物は、赤いラインのように1枚ずつ異なる折りやミシン目がつけられている

 

デジタル印刷機の展示も

「内覧会」ではこのほか、「IGAS2018」で発表されたフルカラー水性インクジェットプリンタ「MJP20AXW」や、「ラベルエキスポ2019」で発表したラベル用UVインクジェットプリンタ「MJP13LXV」などもデモンストレーション。枚葉角底製袋機「SB35」もサンプルとともに展示した。

フルカラー水性インクジェットプリンタ「MJP20AXW」

 

ラベル用UVインクジェットプリンタ「MJP13LXV」

 


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