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キヤノン 大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」シリーズ4機種を発売 高発色・高生産性を実現

【2024年9月27日】キヤノンは10月2日(水)、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、5色インクモデル「TZ-32000」(A0ノビ対応)と「TX-4200/3200/2200」(B0ノビ/A0ノビ/A1ノビ対応)の4機種を発売する。

新製品は、CAD・ポスター市場向けの大判インクジェットプリンタ。「TZ-32000」は、大量の図面を高速に出力し、建築や設計の現場、製造業、出力サービスなどで求められる高い生産性を実現している。
また、「TX-4200/3200/2200」は、図面のほか、流通・小売りのポスターや、企業・官公庁の掲示物など、幅広いプリントニーズに対応する。

新製品すべてで、生産性をさらに高めるとともにポスター画質の向上を図ることで、多様な印刷物を効率的に出力でき、出力サービスを提供する事業者のビジネス領域拡大や企業の掲示物内製などを支援する。

インクの発色性能を最大限生かし、濃く鮮やかな色を再現する新画像設計と、従来機種に比べ発色を向上させたマゼンタインクにより、普通紙でも高発色なプリントを作成。パースやポスター、社内掲示物などを、鮮やかな色味で再現できる。
また、全色顔料インクにより、黒の細線や文字も鮮明に再現し、高品位な図面の印刷が可能。

「TZ-32000」は、imagePROGRAFシリーズで最速となる1分間に4枚の高速プリントを実現する。印刷物は、図面もポスターも上面排紙が可能で、本体前面から自然な姿勢で取り出すことが可能。
「TXシリーズ」は、従来機種より速い印刷速度毎分3.3枚を実現した。

全機種搭載の「スマートロール紙セット」機能では、用紙の給紙や種類の検知、残量の推計を自動で行い、給紙処理を高速化することでロール紙セットにかかる時間を従来機種から約3割短縮する。
新搭載の機能では、インク吐出状態を定期的にモニタリングしてインク着弾位置を自動で最適化する「インクセンシングシステム」や、プリントヘッドの個体差、経年変化による色のばらつきを自動補正する「カラーキャリブレーション機能」がある。

製品梱包材に使用していた発泡スチロールを全てリサイクル可能な段ボールに切り替えることで、環境への負荷を低減。
「TZ-32000」では、動作時の消費電力を従来機種に比べ約29%、「TX-4200/3200」は約25%削減した。
いずれの機種も国際的なエコラベル「EPEAT」において、米国で「EPEAT」ゴールド製品として登録されている。

価格は以下の通り
imagePROGRAF TZ-32000 116万6,000円
imagePROGRAF TX-4200 74万8,000円
imagePROGRAF TX-3200 64万8,000円
imagePROGRAF TX-2200 49万円

 

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