【2024年9月5日】ミマキエンジニアリングは10月、テキスタイル・アパレルプリント用途のDTF(DirectToFilm)プリンタ「TxF300-1600」を発売する。
同機はTシャツプリントの生産性が従来機の最大約4倍となる。
従来機のDTFプリンタ「TxF150-75」は2023年4月に発売。色鮮やかなプリントとインクの吐出問題が少なく安定稼働が特長。一方で市場からはさらに生産性の高いモデルの要望があった。
「TxF300-1600」は、フルサイズのDTFフィルムを使用した場合、従来機の最大約4倍量を生産できる。また、800㎜幅のDTFフィルムを使用した場合は従来比約3倍の生産量となる。
DTFプリント方式は、プリントシステム1台で綿、混紡やポリエステルなどの幅広い生地に、また濃色の生地への鮮明な加飾が可能。さらに従来機からプリント幅を約2倍に拡張したことから、比較的広幅なインテリアファブリックのオリジナルプリントが可能になった。
特に濃色の生地の種類が多い市販のカーテンやフロアマットに加飾し、オリジナルインテリアを作成するといった用途での使用が可能になる。
またインクは、循環機能「MCTv2」を搭載し、白インクの詰まりを防止。インク包装形態にアルミパックを採用しインク吐出不良がない工夫をしている。
同社では、オリジナルウェア及びインテリアファブリックへのプリント用途に年間約150台の販売(全世界)を見込む。
発売はプリンタとインク、RIPソフトのみ。フィルム、ホットメルトパウダー、パウダー塗布装置、後加工機、熱プレス転写機についてはプリンタ販売時、推奨仕様を提案する。
なお、同機は9月25日から、東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで開催される展示会「オーダーグッズ・ビジネスショー(東京・池袋)」で日本初出展される。
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