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「セルカムサマーフェスティバル Digital Printing Expo」開幕 主要プリンタメーカー集結 今日14日まで 大田区産業プラザPiOで

【2023年9月14日】「セルカムサマーフェスティバル Digital Printing Expo」がきのう9月13日、東京都の大田区産業プラザPiOで開幕した。
開催は今日14日午後5時まで。

同イベントはセルカムの内覧会として夏に開催されており、同社が取り扱う資機材が展示されている。
今回は、昨夏と比較して展示面積が約4倍となり、スケールアップしての開催となった。
プリント&プロモーションでは、主要メーカーが集まったデジタルプリンタを中心に速報レポートする。

 

会場レポート

ミマキエンジニアリングは、溶剤系の「JV330-160」、昇華転写系の「TXF150-75」を展示。溶剤系はサイン、昇華転写はのぼりなどを意識した展示となっている。

富士フイルムグラフィックソリューションは、ミマキの「UJF-6042MkⅡ」とともにアクリル素材へのプリントの際、自動で鳥都合の良い面付けができるソフトを紹介している。

ミマキ関連ではシンクイノベーションがキーホルダーやスマホケースなど、ミマキのプリンタで出力したグッズを展示。
グラボテックはアクリル素材をカットするレーザーカッティングマシンを展示している。

エプソン販売は、レジン系の「SC-R5050L」を出品。サインはもちろん壁紙や経師紙などの出力でも力を発揮する。
担当者は「複数のメーカーの参入でレジンのマーケットができつつある」と市場形成を意識する。
同社はこのほか、ガーメントプリンタの「SC-F2250」を展示。天板をフラットにし、透明素材を使用。プリント部にLED光源を搭載し、出力時の視認性を高めている

リコージャパンは、ラテックス(レジン)インク搭載の「RICOH Pro L5130e」とガーメントプリンタ「RICOH Ri2000」を出品。

イメージ・マジックはDTFプリンタの高生産機「DTTS-602」を展示。テキスタイルプリントの新提案を行っている。

ローランドディー.ジー.は、今年発売されたレジン系の「TrueVIS AP-640」、溶剤系の「同LG-640」を出品している。

Kornit Digital Japanは、サンプル展示で、ネオンインクを使ったTシャツなどを出品している。

日本HPは「HP Latex 800W」をデモンストレーション。今回はカーラッピングを意識した展示も行っている。

キヤノンプロダクションプリンテングシステムズは、白インク搭載のUVジェルインクプリンタ「ColoradoM5W」を国内初出品。白インクを生かし、透明素材への出力を行っている。
また、出力サンプルも今回初めて配布している。

武藤工業の「XPart Jet 1462UF」はフラットベッド機。フラットベッドでは小型だが、2✕4(1,420✕700㎜)サイズ、厚さ150㎜までのプリントが可能。サンプルも多数展示している。

リンテックサインシステムは、目視検品装置の「ろく郎」を展示。紙管を差し込み轆轤のように回すことで、長尺の出力物の検査をサポートする。
このほか、環境配慮の無溶剤型剥離紙を使用し多メディアなども展示している。

理想科学工業は「ゴッコプロ」とオーバルのスクリーンプリント機を展示。Tシャツのプリントなどを実演している。

西田染物工場は、自社製造の染め物を多数展示。昇華転写やスクリーン印刷の技術を披露している。同社ではミマキや武藤工業、ローランドディー.ジー.などのプリンタを保有しており、これらを駆使したプリント物を生産している。

クイックアートは、DTFの卓上プリンタに白トナーを搭載。

 

開催概要

日程:9月13日・14日 10:00~17:00
会場:大田区産業プラザPiO(東京都大田区南蒲田1‐20‐20)

詳細は以下から
https://selcam.co.jp/news/?id=177

 

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