リコー　A3カラープリンタ4機種を発売　出力速度を向上＆立ち上がり時間を短縮

【2024年2月5日】リコーは2月9日、A3カラープリンタ「RICOH IP C8510」「RICOH IP C8510M」「RICOH IP C8500」「RICOH IP C8500M」を発売する。
新製品は、「RICOH SP C841/C840」製品群の後継商品に位置づけられるもの。

RICOH IP C8500(1000枚給紙テーブル C8500を装着したもの)

新製品は、連続プリント速度がカラー/モノクロともに毎分55ページ/分（A4 横送り、片面両面とも）。従来機よりファーストプリントとスリープモードからの復帰時間は、は「RICOH IP C8510/C8510M」が6.0秒、「RICOH IP C8500/C8500M」は5.0秒。
ファーストプリントは「RICOH IP C8510/C8510M」はフルカラー3.8秒・モノクロ2.5秒、「RICOH IP C8500/C8500M」はフルカラー5.2秒・モノクロ3.2秒と、従来機より短縮している。

また、製品寿命は、「RICOH IP C8510/C8510M」は180万ページ*6、「RICOH IP C8500/C8500M」は150万ページとこちらも向上している。

RICOH IP C8510(1000枚給紙テーブル C8500、3000枚フィニッシャー C8500、紙折り中継ユニット C8500を装着したもの)

消耗品交換動画などにも対応した、新7インチフルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載。静電容量式により操作性を高め直感的な画面操作が可能。
本体は幅587mm、奥行き701mm、高さ779mmと従来機と比べ省スペース化を実現し、小規模な店舗や受付・窓口などでも設置できる。

オプションの紙折り中継ユニットC8500では、出力紙のZ折り、二つ折り、外三つ折り、内三つ折りが可能。三つ折りは3枚までの重ね折りに対応した。
3000枚フィニッシャー C8500では、従来の針あり綴じに加え、5枚までの針なし綴じに対応する。

環境面にも配慮しており、本体樹脂総重量の約50%に再生プラスチックを使用。スリープ時の消費電力は前身機の約半分0.37Wまで低減している。
価格は420,000円～535,000円（税別）。

リコーグループ
https://jp.ricoh.com/