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リコー プロダクションプリンタ「RICOH Pro C9500」を発売 「用紙対応力・自働化・効率化機能」を強化したフラッグシップモデル

【2023年7月26日】リコーは8月9日(水)、カラープロダクションプリンタの新製品「RICOH Pro C9500」を発売する。
同機は、商用印刷領域での多様化するニーズに応えるため、用紙対応力と自働化・効率化機能を強化したフラッグシップモデル。

新製品は、グローバルの印刷市場で生産機として展開している「RICOH Pro C9210/C9200」の後継機。トナー印刷特有のがさつきを抑え、高いプリント速度、連続稼働時の高い安定性が特長という。

今回、新たに採用した摺動(しゅうどう)定着方式により、厚紙や凹凸紙に加え、最薄40g/㎡の薄紙にも対応可能となった。この摺動定着方式では、定着時に用紙を滑らかに通過させることで、用紙にかかるストレスを抑え、均一な熱と圧力を加えている。

また、商用印刷の現場の業務効率化のため、新たに開発した本体の制御システム「RICOH GC OS」により、さまざまな用紙の設定や調整、機器の利用状況やメンテナンスの管理に、特別なスキルが不要となることで、現場のDXを支援するという。

リコーは今秋、品質調整/管理技術である「Inline Quality Control Technology(IQCT)」を強化した有償オプション「IQCT拡張ユニット」の発売を予定している。
この拡張ユニットを「RICOH Pro C9500」に装着することで、印刷中の色の調整・安定化やモニタリングに加え、画像品質検査、画像位置ズレを検査する表裏見当検査、色の変動を検査するといった色変動検査を自働で行える。
従来は印刷オペレーターが目視でおこなっていたこれらの3分類の検査が自働化。これにより、属人的で作業負荷の高かった色調整業務や検品業務の効率化、省人化が可能となる。

価格は35,220,000円(税別)。

 

仕様と機能

品名:RICOH Pro C9500
連続プリント速度(A4ヨコ):135ページ/分*2
対応紙厚(両面、片面):40~470g/㎡(最大厚み0.6mm)
発売日:8月9日
標準価格(税別):35,220,000円「C9500アップグレードライセンス」装着時。非装着の場合は115ページ/分

「RICOH Pro C9500」の商品ページ
https://www.ricoh.co.jp/products/list/ricoh-pro-c9500

リコーグループ
https://jp.ricoh.com/

 

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