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ローランドディーDG 新ブランド「DGXPRESS」を発表 第一弾「UG-642」と「UG-641」の2機種を発表

【2023年3月20日】ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)はこのほど、優れた生産性と導入しやすい価格を重視した新ブランド「DGXPRESS(ディージーエクスプレス)」を立ち上げ、その第一弾として、UVプリンタ「UG-642」と「UG-641」の2機種を発表した。

「UGシリーズ」は、サイン・グラフィックス市場やデジタルプリント市場で広がりを見せているUVインクを採用した大判インクジェットプリンタ。今回、生産性に優れた「UG-642」と、よりコストパフォーマンスに優れた「UG-641」の2機種をラインナップした。

 

「UG-642」はプリントヘッド2基をスタガ配列し、最速31.9m2/h (720×600dpi)の出力スピードを実現。大判の出力物を短納期で製作したい方や、出力ボリュームが大きなお客様に最適な一台。
「UG-641」は、ビジネスの幅を広げたい方や、新しくプリントビジネスに参入されるユーザーが導入しやすい製品となっている。

「UGシリーズ」は、プリント&カット機能を搭載。屋外サインやバナーをはじめ、ウィンドウグラフィックスや電飾看板、POP、シールラベルなどの幅広いアプリケーションをスピーディに作成できる。
さらに、クリア(透明)インクと白インクによる立体的でリアルな質感を持った特殊な出力も行うことができるため、高付加価値なパッケージ試作やアート作品などの製作においても力を発揮する。
インクの吐出を最適にコントロールするプリントヘッドと、吐出された微細なインクを短時間に硬化・定着させるハイパワーなLEDランプのコンビネーションは、小さな文字や緻密なテクスチャ、グラデーションなどを細部まで高精細に再現する。

また、標準付属の出力用のRIPソフトウェア「VersaWorks 6」は、ひとつの作品の中で“鮮やかさ”と“自然さ”が共存する表現を実現する印刷設定「True Rich Color 3」をはじめ、プロの出力業務を支援するさまざまな機能を搭載している。
クラウドベースのサービス「Roland DG Connect」は、エラーが発生した際のより的確なサポート、稼働状況の可視化や簡単な利益計算、利用機種の出力プロファイルのスムーズなダウンロードなどが可能になった。

背景には、広告看板の需要が伸びている新興国の需要がある。この旺盛な広告需要に対応するための生産力やコストパフォーマンスが要求される傾向で、新しくプリントビジネスに参入するユーザーも多いという。

ローランド ディー.ジー.は、これらの国や地域のユーザーの声に応えるとしており、最大の特長である優れた表現力と信頼性はそのままに、生産性と価格を重視したエリア限定ブランド「DGXPRESS」を展開するとしている。

 

コメント

グローバルセールス&マーケティング本部 本部長 Tony Miller氏
DGXPRESSのブランド名には、当社インクジェットプリンタの最大の価値である最高の表現力(EXPRESSION)を、高い生産性(EXPRESS)とともに提供することで、世界中の、より多くのお客様のクリエイティビティを刺激していきたいという想いを込めています。
また、ブランドのテーマカラーである赤は、“物事の始まり”や“情熱”、“繁栄”などを意味し、お客様が力強くビジネスを成功させていく姿と、DGXPRESSを通して、その新しい物語を全力でサポートしていく、という当社の決意を表わしています。
今後もラインナップのさらなる拡充を図り、お客様の期待を超えていけるようなブランドに育てていきたいと思います。

製品紹介
https://www.rolanddg.com/ja/news/2023/230320-new-high-value-brand-of-inkjet-printers

 

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