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キヤノン 同社初のA1ノビ対応デスクトップ大判プリンタ「imagePROGRAF「TC-20」を発売 A3枚葉を50枚連続給紙可能 4色顔料インクモデル

【2023年1月12日】キヤノンは1月26日(木)、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」の4色顔料インクモデルの新製品として、同社初のA1ノビ対応デスクトップ大判プリンタ「TC-20」を発売する。

同機は、最大A1ノビ幅のロール紙に対応するとともに、A3サイズの用紙を連続出力できるオートシートフィーダー(ASF)を標準搭載。シンプルな操作でプリントできる無料のソフトウエアソリューションに対応し、上位機種と同等の使い勝手を実現する。

横幅は968mmで、机や棚などに置いて使えるトップクラスのスリムな筐体を実現。さらに、用紙のセットやインクの補充など、出力に関わる全ての操作を本体前面から行える。
ロール紙内に通していたシャフトをなくし、狭い場所でも交換可能なロールホルダーを新たに採用した。

標準搭載のASFにはA3用紙を最大50枚セットでき、A3図面の連続出力が可能。また、PDFやTIFFなどの形式が異なる複数のファイルもシンプルな操作で出力できる無料ソフトウエア「Direct Print Plus」に対応。インクも全色顔料を採用した。

開発の背景には、働き方の急速な多様化や、複数の場所で仕事を行う分散業務がある。
これに伴い、建設・設計・測量用途の図面出力でも、自宅などでオフィスと同様にA1サイズの等倍出力やA3サイズの縮小出力ができる大判プリンタへのニーズが高まっているという。

 

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