【2022年2月25日】ミマキエンジニアリングは4月、大判インクジェットプリンタ(IJP)の「330 Series」 を発売する。
発売するのは大判IJPの「JV330-130/160」「CJV330-130/160」で、同社のベストセラー「JV300」「CJV300」両シリーズの流れをくむサイン・ディスプレイ用途のスタンダード溶剤系マシン。
「JV330-130/160」がプリント専用機で、「CJV330-130/160」はプリントに加えて、カット機能も搭載している。
溶剤系の「JV330」シリーズ(左)とプリント&カット機「CJV330」シリーズ合わせて4機種を発売
出力速度は4色搭載時(C,M,Y,K)の標準モードで21.0㎡/h、8色搭載時(C,M,Y,K,Lc,Lm,Lk,Or)で13.2㎡/hの生産性がある。
品質面では、出力条件ごとにインクの着弾の順番を変更させる出力技術「Mimaki Weaving Dot Technology(MWDT)」を搭載。この技術により、プリントヘッドの個体差や調整の微妙なズレから生じる意図しないスジやムラを抑制する。
また、色管理をするための標準フォーマットである入力プロファイル「Deep Color Natural」を用意。このフォーマットで、エコソルベントインク「SS21」の広い色域を活用し、鮮やかなベタと自然なグレー階調、自然な肌色を同時に表現できるようになった。
省作業・省人化をアシストする機能として、出力後に連動し、縦横全辺をカットする「XYスリッター」と、最大3本までメディアを同時に取り付けられる「メディアチェンジャー」を標準搭載している。
「Mimaki Remote Access(MRA)」に対応し、同一セグメントのLAN環境内であれば、スマートフォンやパソコンからマシンのパネル操作、エラーチェックなど稼働状況の確認ができる。
このほか、インク供給ユニットは大容量の2Lインクパックを外すことなく撹拌(かくはん)可能。駆動モーターは、これまで片側のみに搭載されていたが、左右両側に搭載し、バランスが安定したメディア巻取装置により、長時間の連続稼働を可能とした。
価格はJV330-130が280万円(税別)、JV330-160が300万円(税別)。
CJV330-130が310万円(税別)、CJV330-160が330万円(税別)。
ミマキエンジニアリングでは、シリーズ全体で世界で年間1,500台(国内150台)の販売を見込んでいる。
なお、同機は3月1日(火)~4日(金)、東京ビッグし後で開催される「JAPAN SHOP」で展示される。
また、3月2日(水)~4日(金)に開催される同社主催のオンラインセミナー「Mimaki Global Innovation Days」でも解説する予定。
Mimaki Innovation Days特設サイト
https://innovationdays.mimaki.com/
JAPAN SHOP
https://messe.nikkei.co.jp/js/
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