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新星コーポレィション 大判インクジェット用紙で「全量カーボンオフセット」実現 印刷業界では初

【2025年9月4日】新星コーポレィションは、大判インクジェット用紙「Bright Jet FSシリーズ」において、製造から出荷に至るまでに発生する二酸化炭素排出量をすべてカーボンクレジットで相殺する取り組みを開始した。
FSC認証紙を対象に全量オフセットを行うのは印刷業界で初めて。

同社はこれまで持続可能な森林管理を支援するFSC認証紙を供給してきたが、今回はさらに一歩進め、用紙利用に伴うカーボンフットプリント(CFP)を「ゼロ化」する仕組みを導入した。森林保全団体more treesが提供するカーボンクレジットを購入・償却することで、排出削減と地域の林業支援を同時に進める。

利用企業は、Bright Jet FSシリーズを使用するだけで自社印刷物のCO₂排出量を実質ゼロにでき、SDGsやESGの目標達成に直結するメリットを得られる。特に「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「陸の豊かさも守ろう」といった国連目標に貢献でき、CSRレポートなどでの環境訴求にも活用できる。

新星コーポレィションは今後、全製品に対するLCA評価の展開や、顧客企業とのオフセットスキーム共同開発を進める方針。さらに、CDPやTCFDなど外部評価への情報開示も強化していくとした。

同社は「印刷を通じて、森林を守る。未来を守る」をスローガンに掲げ、印刷業界の脱炭素化を牽引する戦略的パートナーを目指す。

2)森林保全と地域支援
more trees の国内森林保全プロジェクトを通じ、間伐支援、林業活性化に寄与
3)SDGs との連携
環境配慮型製品提供を起点に、企業のサステナビリティ責任を具体化


more trees
https://www.more-trees.org/

     

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