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ローランド ディー.ジー. タイ製造子会社で太陽光発電を開始 発電容量504.57Kwピーク 年間最大249トンのCO2削減

【2025年12月16日】ローランド ディー.ジー.は、タイの製造子会社Roland Digital Group (Thailand) Ltd.(DGT)が太陽光発電設備を導入し、発電を開始したと発表した。設備はDGTの工場棟屋上に設置され、7月上旬から運用している。

同設備の発電容量は504.57キロワットピークで、DGTが使用する電力の約30%を賄う規模となる。これにより、年間最大249トンの二酸化炭素排出削減と、年間275万バーツ以上の電気代削減効果を見込んでいる。

タイでは、国のエネルギー計画に基づき、再生可能エネルギー比率の拡大と温室効果ガス排出削減が進められている。DGTはこれに対応し、工場屋上を活用した太陽光発電設備を導入した。
施工は現地企業のKK Energy Resourcesが担当した。

DGTの江間祐暁社長は、再生可能エネルギーの活用を通じて環境負荷低減に取り組む姿勢を示すとともに、タイのエネルギー政策に協力できる点を評価している。

ローランド ディー.ジー.は、今後もグループ全体で環境に配慮した事業運営を継続し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくとしている。

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