グンゼ　国内最軽量のハイブリッド収縮フィルム「GEOPLAS HCX1 23μｍ」を発売　ダイドードリンコで採用　一部リサイクル材料も採用

【2024年7月11日】グンゼはこのほど、国内最軽量のハイブリッド収縮フィルム「GEOPLAS HCX1 23μｍ（ジオプラス エイチシーエックスワン）」を発売した。
また、このフィルムが、ダイドードリンコのペットボトル飲料で採用された。

採用されたのは、ダイドードリンコの「贅沢香茶アイスティー」7月製造分より採用、「葉の茶」への展開も計画されている。

「GEOPLAS HCX1タイプ」は、重量が従来の最軽量フィルムより約10%軽量化されており、収縮性も最大収縮率が70％あり、異形ボトルにも対応できる。
ミシン目適性が良く、ラベル剥離が容易（ミシン目に沿って剥離が可能）。さらに印刷会社で発生した印刷端材を約1%使用し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル原料を4%以上使用している。

グンゼでは、収縮フィルムなどを製造する守山工場でプラスチック廃材を出さないゼロ・エミッションを実現する工場へと転換しており、2024年度中には、守山工場ゴミゼロを達成する見通し。
今後この取組みをコンバーターやペットボトル飲料等の製造工場に広げていき、最終的には、市場から消費後のラベルを回収し、再原料としてフィルムの製造を行い、資源循環型社会に貢献。2030年にはリサイクル率100％を目指す。