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大日本印刷 大型テレビ向けフィルムに対応可能なコーティング装置をDNPの三原工場に導入

【2023年6月13日】大日本印刷(:DNP)は、大型テレビ向けの光学機能性フィルムの製造に対応可能なコーティング装置をDNPの三原工場(広島県)に導入する。

今回、2台目のラインとして2,500mm幅対応のコーティング装置を導入し、生産能力は面積ベースで従来と比較して15%以上向上する。
これにより、65インチ(ヨコ1436.4mm×タテ809.0mm)の大型化が進むテレビ向けのフィルムの生産性を引き上げる。

近年、テレビなどディスプレーの大型化にともない、パネル・偏光板・フィルム等のディスプレー製品の面積拡大の需要は増加傾向にある。英国の市場調査会社Omdia(オムディア)によると、テレビやPCなどのモニターでは、2022~2026年の年平均成長率(CAGR)は5%、2022~2029年のCAGRは4%の面積増加が見込まれている。

DNPでは先行投資によって、拡大が見込まれる大型ディスプレー向けの光学フィルムの需要に迅速に対応。2026年度で年間約1,100億円の売上を目指す。

 

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