【2020年9月23日】リコーの「発泡PLAシート」のプロジェクトがこのほど、環境省の「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(補助事業)」に採択された。
補助時事業は環境省が公募したもので、従来リサイクルが困難だったプラスチックなどの素材に対するリサイクル技術・システムの高度化を図ることが目的。
採択されたのは「独自の発泡技術による軽量でしなやかな発泡 PLA シート素材開発」のプロジェクト。「発泡 PLA シート」は植物由来100%で、化石資源由来の素材からの転換を目指した補助事業に認められた。
100%植物由来のポリ乳酸(PLA)は、リコー独自の超臨界 CO₂技術で PLA を微細発泡させた素材で、強度としなやかさが両立。リコーでは、包装材などにおける石油由来プラスチックの代替素材として実用化を目指している。
同社では、複合機・プリンター事業分野において石油由来プラスチックから代替素材へ切り替えを進めてきおり、複合機の部品に採用した実績がある。
環境省「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(補助事業)」に係る公募の結果
https://www.env.go.jp/press/108438.html
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