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富士ゼロックス トナーに接着機能を付与 プリントと同時に圧着はがきの加工も可能に


【2020年2月3日】富士ゼロックスはこのほど、圧着はがき等への活用が可能な、業界初の接着機能を持つ特殊トナーを開発した。

同トナーは、従来のトナーと同時に複合機・プリンタに搭載することができ、プリント物の任意場所に圧力をかけることで、意図した接着力を発揮させる。
独自のトナー製法技術である EA製法により、本トナー内部に、新たに開発した圧力応答性樹脂を微細に均一分散させることで、ムラのない接着機能を付与する。

EA製法は、化学反応を精密に制御することで、トナーの形状を均一にできる。トナーは無色透明で、出力した用紙の印字領域に、市販の圧力シーラー装置などで圧力を加えると、圧力応答性樹脂が反応してトナーが糊のように、用紙同士を接着できる。
用紙同士の接着力は、トナーの量や印字面積、圧力シーラー装置の条件により、制御可能。

このトナーにより、印字と接着を同時にでき、従来出力後に別工程で行っていた糊付け工程の削減が可能。また、プリント位置を変えることで、接着カ所を自在に設定できるため、さまざまな用途への展開にも対応する。

例えば、用紙の端部に本トナーをプリントし、複数の用紙を接着して冊子にすることや、糊しろをプリントして折りたたみ封筒等への加工もできる。

同社では、このトナーの活用用途を、既存の複合機やプリンタによる印刷市場だけでなく、他でも検証していくことで、新規市場開拓に繋がる研究開発を加速する。

 


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