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電通の「世界の広告費成長率予測」 2019年は3.6%、広告費は6,099億ドルと予測を下方修正


【2019年6月18日】電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」はこのほど、「世界の広告費成長率予測」(2019年6月改定)を発表した。

同予測は、世界59カ国・地域から収集したデータに基づき取りまとめたもの。毎年2回、改定と新規予測を行っており、今回は2018年実績の確定と、2019年・2020年予測の改定を行った。

その結果、推計では2019年の世界の広告費成長率は3.6%、広告費は6,099億ドルと予測している。
要因としては、全般的に堅調な成長は続くものの、先行き不透明な経済状況が及ぼす消費活動への影響と中国、ロシア等における成長の減速により、前回予測(2019年1月)の3.8%を今回予測(2019年6月)では3.6%に下方修正した。

また、2020年の成長率は4.1%と予測しており、2010年から11年連続の成長見通し。
引き続き安定的な成長で2019年の予測成長率を上回り、2018年の成長率(実績)4.3%のレベルまで回復する。

媒体別では、デジタルが引き続き二桁成長で広告市場全体の成長を牽引。2019年の成長率は11.5%と予測する。
モバイル経由の広告の成長率は21.4%で、2020  年には総広告費に占めるモバイル経由の割合が3分の1に迫る勢い。
デジタル広告のシェアは、2019年に4割を超え、2020年には45%に迫る見通し。

 

日本市場の状況

日本の2018年の広告費成長率(実績)は、前回予測の0.2%から2.2%※3へと大幅に上昇その主要因としては、想定を上回るペースで伸長したデジタルの運用型広告、マス4媒体社が提供するデジタル広告を追加したことが挙げられる。

2019年は、2018年実績を基準に前回予測の0.6%から上方修正し、1.2%で堅調に成長すると予測。デジタル広告が運用型広告を中心に引き続き二桁成長(14.5%)する見通しで、とりわけモバイル(21.2%)、オンライン動画(29.2%)、マス4媒体社が提供するデジタル広告が成長を牽引する見込み。

2020年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等があるため、成長率は2019年を上回る1.8%と予測する。


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