エプソン販売　DTF専用プリンター「SC-G6050」を5月20日に発売　保守購入同時5年セットモデル「SC-G60H5」も同日発売

【2025年4月18日】エプソン販売は、DTF（Direct to Film）専用プリンター「SC-G6050」の発売日を5月20日に決定したと発表した。あわせて、保守購入同時5年セットモデル「SC-G60H5」も同日発売する。

DTFは、専用フィルムに出力したグラフィックをホットメルトパウダーで定着させたのち、Tシャツなどに熱圧着で転写するプリント方式で、綿、ナイロン、ポリエステルなど幅広い素材に対応する。フルカラー表現が可能で、近年ウェアプリントやグッズ製作の分野で注目されている。

SC-G6050は自動メンテナンス機能を搭載し、従来機で毎日必要だったマニュアル作業を不要にした。吸引キャップの自動クリーニング機能や、ロール式の布製ワイパーによるプリントヘッドの自動清掃により、安定稼働と保守工数の削減を両立する。ホワイトインクは自動循環方式で、インク詰まりを抑制する設計となっている。

プリントモードは2種を搭載。標準モード（600×600dpi、白・カラー2層）では5.6㎡/h、高画質モード（1200×600dpi、同構成）では3.4㎡/hの出力が可能。短納期対応と高品質出力を両立し、グラフィックTシャツやトートバッグなどの製作に適する。

そのほか、1.6Lの大容量インクパックや、パネル操作によるオートカッター機能を搭載。前面給排紙のフロントオペレーション構造により、壁付け設置も可能なコンパクト設計となっている。
価格は2,280,000円（税別）。

製品詳細
www.epson.jp/products/largeprinter/scg6050/