【2025年1月8日】X-Rite(エックスライト社)はこのほど、標準光源装置「Judge LED」を発売した。
同装置は、正確な視覚的カラー評価のために設計された光源で、ブランド企業やサプライヤーがLED光源ベースのカラー評価を可能にする。
新製品は、印刷会社はもちろんブランドオーナーなどプリンティングに関わる業界では、蛍光灯などからLEDへの移行が進んでいることから開発された。
蛍光灯とLED照明には、色の知覚に劇的な影響を与える可能性のある明確なスペクトルパワー分布(SPD)がある。このため、デザインから生産、小売に至るまで、サプライチェーン全体で色の一貫性を維持するためには、LED標準を新たにカラーワークフローでのビジュアル評価プログラムに統合していく必要がある。
「Judge LED」は、さまざまな照明条件を再現する7つの異なる光源により、正確で一貫したカラー評価を実現。7つの光源は、LED D50、LEDD65、LED-B2 3000K、LED 3500K、LED-B3 4000K、LED UV、LED A、CWF LED、TL84 LED、U30 LED、U35 LEDなど、幅広い標準光源から選択できる。
装置は、瞬時の起動や安定した照度を持ち、色評価の一貫性を確保。「ディレクショナルD65昼光」は、欠陥検査やオレンジピールなどの表面評価を容易にし、複雑な仕上げによる製品の品質を保証する。
また、 デジタル評価は、オプションの内蔵キャリブレーション・モニターにより、物理的サンプルとデジタルマテリアルツインの比較を可能にし、デジタルと物理的製品の一貫性を保証する。
さらに静かな作動や発生する熱量の低減、エネルギー消費量の低減。蛍光灯より長寿命のイルミナントを搭載している。
X-Rite社の戦略プロジェクト・ディレクター アルバート・S・ラフォーレ氏
標準光源装置Judge LEDは、新しいエネルギー規制に遵守するために蛍光灯から移行するブランド企業様やメーカー様にとって、将来を見据えたソリューションです。
カスタム設計された当社の標準光源装置Judge LEDは、U30、U35、CWF、TL84などのレガシー蛍光灯に最適なSPDを提供するように最適化されており、カラーワークフローへのシームレスな統合を保証します。これにより、企業は規制要件を満たし、色の一貫性を確保し、最終製品の組み立て前に色の不一致を防ぐことができます。
Sympatex Technologiesカラリスト兼デジタルパイオニア カーメン・ケイム氏
標準光源装置Judge LEDはすぐに使用でき、より迅速で一貫性のある色評価を可能にします。私たちの目標は、グローバルなサプライチェーン全体でカラーマネジメントをより効率的にすることです。
Judge LEDオンラインローンチイベントの参加登録は以下から
米国:1月9日
https://go.xrite.com/Let-There-Be-LED-A-New-Standard-in-Color-Evaluation
日本:1月16日
https://us06web.zoom.us/webinar/register/3317361206914/WN_wHIvBz-sSY-RlUMGsNymSw
Judge LEDの詳細
https://www.xrite.com/categories/light-booths/judge-led-light-booth
ビデオジェット・エックスライト
http://www.xrite.com/ja-jp
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