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「AI時代の広告戦略」をレポート 生成コンテンツとブランド信頼の関係で重要なのは「本物かどうか」 ゲッティイメージズ

【2024年8月27日】世界有数のビジュアルコンテンツクリエーターでありマーケットプレイスである ゲッティイメージズ (米国・シアトル、Getty Images)は、レポート 「AI時代の信頼構築」(英語タイトル:”Building Trust in the Age of AI”)を発表した。

ゲッティイメージズは、写真や動画などのコンテンツを多数補油するプラットフォーム。そのコンテンツは、毎年16万件以上のニュースやスポーツ、エンターテイメントイベントをカバーしている。

同調査は、マーケティングおよびコミュニケーション戦略におけるAI生成コンテンツの統合について、データに基づいたインサイトを提供することで、マーケターおよびコミュニケーションの専門家を後押しすることを目的としている。

調査は、同社のビジュアル&クリエイティブ・インテリジェンス・プラットフォームであるVisualGPSで行い、世界25カ国、成人7,500人以上の視点からレポートを作成した。
テーマは、広告でのAI生成コンテンツに対する消費者の態度、ブランドの信頼感への影響、そして、人間が撮影したか、AI生成かにかかわらず、ビジュアルコンテンツを区別する重要な要因など。

レポートでは、「消費者のほぼ 90% が、画像が AI を使用して作成されたかどうかを知りたい」と考えおり、真正性は、ブランドがAI生成画像を現在のワークフローにどのように組み込むかを熟慮することが重要としている。

また、98%の消費者が「本物」の画像や映像は、信頼を確立する上で極めて重要であると考えている。
特に、ヘルスケア/製薬、金融サービス、旅行など高いレベルの信頼と期待が寄せられている業界については、透明性がますます期待されているため、コンテンツの種類に対する丁寧なアプローチ必要であるとも指摘している。

さらに調査では、消費者が「真正」について、「リアル」または「本物」、次いで「真実」と定義しており、87%は画像が本物であることを重要視していることが分かった。

AIが生成したコンテンツを使用する場合、特に人物をフィーチャーする場合は、そのコンテンツにラベリングすることが検討される。

  

調査概要

期間:2023年4月3日〜5月2日および8月19日〜9月28日
対象:オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、シンガポール、英国、米国など25カ国の18歳以上7500名

ゲッティイメージズのVisualGPSレポート「AI時代の信頼構築」全文は以下から
http://reports.gettyimages.com/VisualGPS

 

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