【2023年9月22日】市ヶ谷駅に「世界↗」「すぐそこ世界。」と書かれた謎の案内が掲出された。
これは海外留学支援を行うワールドアベニューが行っている案内板風の広告。
同社では、ワーキングホリデーでナナメウエのジブンと出会える「世界への道筋」をもっと身近に感じてもらえるようにというイメージで距離の近さをリアルに感じられる駅の案内サインをモチーフにして看板広告「すぐそこ世界。」をコンセプトにしたという。
「ワーキングホリデー」は 、出稼ぎができる留学としてより一層注目が集まる海外留学プログラム。18歳から30歳までの若者を対象とし、ワーキングホリデー協定を結ぶ国との間で言葉や文化、生活習慣など互いの国への理解を深めるため生まれた制度。協定国に1年間滞在し、観光や語学学習、就労など、自由な活動を行うことができる。
お金を稼ぐだけではなく日本で過ごしている自分とは違う “ナナメウエのジブン” と出会える可能性を秘めているという。
一方、留学コンサルタントへのインタビューで浮かび上がった課題として「ワーキングホリデー」を選択した先にある「世界」という舞台がやはりまだまだ遠いところにあるという。その背景には「世界」を「海外(overseas=海の向こう)」と考える日本の地理的な要因があり、世界をより遠くに感じる心理的なイメージや文化的および言語的なハードルになっているのではないかと分析している。
この課題を解決するために「海の向こう」ではなく、じつは「すぐそこ」にある「世界への道筋(弊社社名の由来でもあるワールドアベニュー)」を駅の案内サインで表現している。
ワールドアベニュー
https://www.world-avenue.jp/
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