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【開催中レポート2】「オーダーグッズビジネスショー2021」 内製化で立ち上がる卓上プリンタ市場!


【2021年9月29日】「オーダーグッズビジネスショー2021(OGBS2021)」が昨日9月28日、東京・池袋 のサンシャインシティ・展示ホールD(文化会館2F)で開幕した。

「オーダーグッズビジネスショー2021(OGBS2021)」が昨日9月28日、東京・池袋 のサンシャインシティ・展示ホールD(文化会館2F)で開幕した。出展企業は70社以上、来場者は小売店や工場、商社で構成されている。開催は今日 9月29日まで。入場は無料で、当日来場でも入場可能。

「OGBS」は、オリジナルプリントや加工などにより、1点から可能なオリジナル製品を作成するOGBS(オーダーグッズビジネス)に関する専門展。プリント&プロモーションでは、デジタルプリントや加工を中心に、会場をレポートする。

レポート2では、今回出店が目立った内製化目的の卓上小型プリンタを中心に報告する。

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卓上プリンタなど

エプソン販売は、この日発表した業務用フォトプリンタ「SureLab D1050」を同展で初披露した。
同機は、カット紙とロール紙の両方に対応しており、写真画質での自動両面プリントも可能。カレンダーやフォトブック、年賀はがきなど、従来は専門のラボで行っていたプリントを小型機で実現する。
外形寸法はW460×D438×H424㎜。

大判のレジンプリンタ「SureColorR5050」は、ステッカー用途での製品紹介。環境にやさしいレジンインクと環境配慮のメディア(リンテックサインシステム製)を組み合わせた出力を行っている。
また、ガーメントプリンタ上位機種の「SC-F3050」も展示している。このほか、多数の展示品あり。

ユーロポートは、自社の取り扱い製品を多数展示している。
Primeraの「LX610」は、卓上サイズでありながら、プリントとカットが可能なカット機能付きラベルプリンタ。個人店舗や農家などが、ごく少量で生産する商品のラベルでの使用などを見込んでいる。
FLUXの卓上レーザー加工機「Beamo」は30W の出力で、厚さ5㎜のアクリルもカット可能。担当者は「ショップの中におきたいという要望が多く、卓上サイズの製品が増えている」と話す。

このほか、武藤工業のフラットベッドUVプリンタ「XpertJet461UF」やグラボテックのレーザー加工機「LS100」、エプソンのガーメントプリンタ「SureCollar F2150」なども出品している。

セルカムの「POSTMARK CP1170」は、段ボール用のプリンタ。カラープリントが可能で、少量の段ボールプリントでも、デザイン性の高い包装が可能になる。

速度が速く、小回りが利くため、包材業者はもちろん、小売店での採用もあり、次の購買につながるチラシ代わりの情報をプリントするなどで、再度の購買を促す効果もあるという。
本体価格は約500万円。
デモンストレーションでは手提げ袋をプリントしていた。

 

グラフィックサポートは、新製品「BFクラフト」を初披露している。
同製品はA4サイズの卓上UVプリンタで、H400×W500×D560㎜のコンパクトサイズでありながら、CMYKに加えて白インクも搭載するなど、透明素材へのプリントも意識したインク構成となっている。価格は698,000円。

このほか、封筒やはがき用のプリンタ「封筒大革命」や、名刺用の「CardImpact Cube」などいずれも卓上サイズの商品を展示している。
担当者は「脱ハンコの動きの中で、印章業界がさまざまな他の製品を取り入れており、印刷業界や写真業界と業域が重なってきている」と分析する。

マイクロウエアの「楽刷 隼RH-300」は、スタンプの背見出し用プリンタ。スキャンセンサー搭載で、複数のスタンプをプリンタ上に並べれば、それぞれの大きさを読み取り、入力した印面データを背見出しとしてプリントしていく。
従来、スタンプの背見出しは、印面をシールに押して、貼り付けていた。同プリンタはその作業を大幅に削減する。

ゆうしんは、10月発売の超小型UVプリンタ「GLORY -1630」を実演した。
同機は外形寸法がH470×W460×D635㎜の卓上サイズ。この大きさで、最大H145×W200 ×D335㎜までの出力が可能。
構造がシンプルで、ヘッドクリーニングなどすべてセルフメンテナンスに対応しているという。
ボトルプリント用のオプションも用意している。
また出力サイズが大きい「GLORY -2850」もラインアップしている。

 

プリント用資材など

サブリットは、昇華転写用トナープリンタ「SDP A410」を展示。
同社の転写シートは、薄く透けて向こう側が見えるため、転写対象にしっかり合わせて加工できる。
担当者は「刺繍加工を無地糸で行い、その上に転写することで、本当に刺繍を行ったような効果を出せる」と話す。
こちらもメンテナンスフリーで、安定した運用が特長という。
価格は315,000円。

クイックアートの「オーブンプリントシート」は、陶器やガラス用の転写シート。卓上カラーレーザープリンタで出力でき、オリジナル品の作成が可能。
同社はこれまでもTシャツプリントを数千円の家庭用プリンタで行える新たなシステムなどを出品し、安価にグッズプリントを実現する提案をしてきた。

大王製作所は、UVプリント対応グッズ資材を多数出品している。
特に販売が伸びているのは、手のひらサイズのミニキャンバスやミニ額縁で、アニメやゲームキャラクターなどのプリントで活用されている。
「コロナ禍でもアニメ系は非常に伸びている。また、スポーツチームもサッカーや野球、バスケットボールなど、工夫をしてグッズを出す分野が成長。一方でお土産物関連は落ち込みが激しく、全体の市場としてはトントン」と担当者。

このほかローランドディー.ジー.のレーザー箔転写機「LD-300」など小型の加工機も展示している。

このほか、あミューズは、「ジャイアントガチャ」を中心展示。
190cmの大きさの超大型ガチャマシンは、店舗の前に置いておくだけで、サインのような効果があり「ガチャのお店」であることをアピールできるという。
筐体へのラッピングも可能で、雰囲気や商品、店舗に合わせたビジュアルに変更可能。
レンタルも行っており、料金は3日間10万円。

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