【2020年8月5日】コダックとUtecoはこのほど、軟包装向けデジタル印刷機「Sapphire EVO M Press」の3号機が導入されたことを発表した。
「Sapphire EVO M Press」は、コダックとUteco Groupが共同開発した製品。
軟包装印刷会社用で、従来のジョブをデジタルに移行でき、印刷時間、印刷準備時間、コストなどを大幅に削減する。
最大基材幅は650㎜、最大印刷幅は620㎜。1分間の印刷速度は150m超で、軟包装基材に対応したデジタル印刷機の中では最速となる。
3号機は、北米の企業向けに設計され、小ロットジョブの大量生産を必要とするアプリケーションに使用される予定。
導入の理由は、最大20,000㎡までアナログによるプロセスよりもコスト効果の高い印刷を実現すること。もう1つの主な利点は、商品化までの時間を短縮できることという。従来のアナログでは、通常2週間以上かかるのに対して、わずか2日でジョブが完了すると予測している。
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