【2019年5月24日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は5月23日、文京区のホテル椿山荘で「2019年度通常総会」を開催した。
冒頭、櫻井醜会長が活動への参加に謝辞を述べた後、以下のように挨拶した。
この1年間、さまざまな成果の共有を行ってきた。また、今後の目標として「フォーム工連全体の価値をいかに上げていくか」ということについて考えている。フォーム工連のノウハウを生かし、印刷業界に新風を吹き込むというストーリーで活動したい。
この1年は各支部をめぐり、みなさんと話し合い、また講師となって話をすることができた。これにより、フォーム工連の立ち位置を確認でき、今は地に足についた活動ができていると思う。
印刷業界はメディアの多様化で、新しいニーズが生まれている、一方で構造改革が難しい。
フォーム工連は、情報を保護するセキュリティーをハイレベルで持っている企業が多いので、これを活用しよう。
フォーム工連は、2つの方向性を持つ。
一つは内なる方向性。昨年から進めている「寺子屋」は、令和維新を演出する人材をフォーム工連から排出するのが目的だ。経営力とマーケ力、技術力のレベルを上げて勝負をしよう。
もう一つは、外部から見た要望による市場変化を感じなければならないということ。これは女性や外国人活躍推進、多様化の時代などが含まれる。
フォーム工連に投げかけられるこれらの課題にどう応えていくかを考えてほしい。業界全体のレベルを上げ、価値を高めていきたいので協力をお願いしたい。
総会は会長を議長に選任し、議案の審議を進めた。
第1号議案「平成30年度事業報告並びに収支決算報告承認の件」では、「総会・理事会」「アンバサダープロジェクト」「寺子屋」「RPAキックオフ」「新春講演会・懇親会」「page2019出展」「リーディングスキルテスト実施」「DMA&TEHN視察報告」「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告」「ファンダメンタルマーケターキックオフ勉強会」などについて報告。
特に「ビジネスフォームの技能研修会」は、非常に人気が高く、今年はすでに定員に達したため、追加しようとしていることなどが報告され、承認された。
第2号議案「2019年度事業計画案並びに収支予算案承認の件」では、「日印産連の事業への積極参加」、「山口周氏による講演会」「アクティブ・ブック・ダイアグローブ」「サーバントリーリーダーシップ」「ケースメソッドによるコンプライアンス講座」「危機管理講座」「なぜ今DMなのかセミナー」「ビジネスフォームに関する技能研修会」などの実施を提案し、賛成多数で可決された。
第3号議案「一部役員補充選任の件」では、以下の3人の補充を承認し、総会は終了した。
大橋輝臣氏(共同印刷)
村松孝義氏(昇寿堂)
小林基信氏(トッパン・フォームズ)。
続いて行われた第2回理事会では以下の議案が審議され、すべて承認された。
第1号議案「常任理事補充指名の件」
第2号議案「委員会委員補充委嘱に関する件」
その他事項「日本印刷産業連合会 役員/委員部会/WG委員について」
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