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プリンテクノ「第6回デジタル印刷勉強会セミナー」 page2018の講演&展示を振り返る


【2018年2月27日】「第6回デジタル印刷勉強会セミナー」が2月23日、文京区小石川の日本プリンティングアカデミー(JPA)で開催された。
運営は印刷関連の研究やコンサルを行うプリンテクノ。

「デジタル印刷勉強会」は、印刷機材ベンダーや印刷関連ソフト会社と、ユーザーである印刷会社の情報交換・交流を目的に発足した有志の集まり。
セミナーでは、印刷業界にとって不可欠なデジタル化について、さまざまな情報を、分かりやすく解説するセミナーを開催している。

今回のテーマは「page2018視察速報セミナー:行きそびれた人、行った人にも役立つ」で、2月7日から3日間、豊島区のサンシャインシティコンベンションセンターで行われた「page2018」(JAGAT主催、https://page.jagat.or.jp/)について、プリンテクノ代表の木村哲雄代表が解説した。

 

page2018を振り返る

まず、「アライアンスNEXT」をテーマに、浅野健氏(廣済堂)、花井秀勝氏(フュージョン)、井上雅博氏(アドヴォネクスト)、郡司秀明氏(JAGAT)らが登壇した基調講演に関して解説。
木村氏は「アライアンスの必要性やその取り組みは非常に参考となるもの。印刷業界全員が実践できるかが課題」と分析した。

また、注目されたカンファレンス「インターネットの次に来るもの」に関しては、同名の書籍を翻訳した服部桂氏(ジャーナリスト)の話を解説。
「まさにデジタルトランスフォーメーションの話で、印刷業界もどう変えていくかが求められている。しかし、実際の現場は、紙で注文票や仕様書をやり取りする状態。これをどうしていくかから始めなければならない」とまとめた。

また、木村氏が特に注目したカンファレンスとして取り上げたのは「見える化2018」。
作道孝行(作道印刷)、川口福太郎(川口印刷)、花房賢(JAGAT)が登壇。「見える化」のゴールかつ出発点である「ほぼリアルタイムで、コストを細かく 見えるようにして、受注1点あたり、かつ工程単位で、勝ち負け(損得)がわかるようにする」というポイントについて話したという。

木村氏は「見える化についていえば、当たり前のことが、今初めてでき始めている印象。自分がJDF(印刷業界での情報交換の標準)を推進してきたので、今の現状はとても歯がゆい。JDFの理念が印刷業界に浸透しているかというとまだまだで、だからこのような報告が珍しがられている」とまとめた。

 

展示会の報告では、以下の4点をあげた。
①オフセット画質同等のデジタル印刷機
②整ってきた各社ジョブ自動仕分けソフト
③充実してきた国内向けワークフロー
④ユニークなデジタル印刷機

木村氏は、最後に国内向けワークフローについて「JDFは理解して使えば、どんどん生産性が上がり、人手も減らせる」としめくくった。

 


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