【2018年2月13日】 HP(米国)はこのほど、3Dプリンタの新製品「HP Jet Fusion 300/500シリーズ」を発表した。
この製品は、ボクセル単位で実用的なパーツをフルカラー、黒色、白色で造形できる3Dプリタのエントリーモデル。低価格であるにもかかわらず、生産速度が速く、他社製品の数分の1の時間で造形できるという。
HPでは昨年、産業用3Dプリンタ「HP Jet Fusion 3200/4200/4210」を発売。ボクセル単位でパーツに機械的特性を持たせられることから、工業用部品の生産現場などで導入が進んでいた。
「HP Jet Fusion 300/500シリーズ」は、この「Jet Fusion」に新たなラインナップとして加えられたもの。
予定価格は、5万ドル台。
今回の新製品はカラーへの対応を特長としている。
「HP Jet Fusion 340」は黒または白、「HP Jet Fusion 380」はカラーの小型のパーツや少数のパーツを造形できる。
「HP Jet Fusion 540」は黒または白、「HP Jet Fusion 580」はカラーで、より大きなパーツや生産量が多いものの造形に向いている。
いずれも、造形物は上位の大型機種と同等の機械特性を持たせられる。
HPでは医療、自動車、消費材、起業家、デザイナー、大学の研究者など向けに、新たな3Dプリンティングのアプリケーションとして提供。
すでに、フェニックス小児病院、矢崎総業、ヤングスタウン州立大学など世界中の大学や企業と、新しいカラーアプリケーションの共同開発を行っている。
「HP Jet Fusion 300/500シリーズ」は、2018年下半期に出荷を開始し、日本では2018年末に販売開始予定。
フェニックス小児病院 心臓3Dプリント研究所 ジャスティン・ライアン(Justin Ryan)博士
当院では、患者の長期的な健康に役立つ、パーソナライズされた体験を実現することを目指しています。カスタムメイドのギブスや補正具、サージカルガイド、生体模型など、HPの新しい3Dプリンターによるデザインの可能性と、正確で耐久性の高いパーツに、大きな価値を見いだしています。
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