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ミマキ UV硬化型プリント&カットIJP 2機種を発売 最大約90%工程時間を短縮 カットも一発指示

【2017年8月30日】ミマキエンジニアリングは11月、UV硬化インクを搭載し、プリントとカットを1台で行えるインクジェットプリンタ2機種を発売する。

発売されるのは「UCJV300-160」「UCJV150-160」の2機種。

UCJV300-160 UCJV150-160

両機種は、仕事効率の向上、使いやすさと環境への配慮を追求したRoll to RollタイプUVインクジェットプリンタ。
「UCJV300-160」はCMYKに加えホワイトインク、ライトマゼンタ、ライトシアンを搭載可能な高付加価値タイプ、「UCJV150-160」はCMYKのみを手軽に使えるスタンダートタイプとなっている。

UV硬化インクを採用しており、素早い硬化と巻き取りにより、作業時間を短縮。出力後、即座にラミネート加工もでき、ソルベントインクに比べ最大約90%作業時間を短縮する。

UCJV300-160 UCJV150-160

ホワイトインクを搭載できる「UCJV300-160」では「カラー」+「ブラック」+「ホワイト」+「カラー」といった4層プリントが可となり、内照式のLED照明と組み合わせれば、昼と夜でイメージを変化させる「Day & Night Printing」のような表現もできる。
メディアは、塩ビやターポリンだけでなく、布や紙、PETフィルムなどへの出力にも対応。のぼり旗やPOP制作なども受注できる。

UCJV300-160 UCJV150-160

今回、新たにトンボとともに、カット情報とメディアの回転情報をプリントする「IDカット機能」を搭載。カットデータを自動的に読み込みカットすることで、少量多品種のデータの場合も、メディアセット向き確認やデータごとにRIP上でカット指示の必要がなくなる。
これにより、看板用途のほかステッカー、ラベル、パッケージ用途でも活用しやすくなった。

UCJV300-160 UCJV150-160 UCJV300-160 UCJV150-160

いずれも外形寸法は2,900(W)×776(D)×1,475mm(H)。最大作図幅は1,610mm、最大メディア幅は1,620mm。
価格は「UCJV300-160」が288万円、「UCJV150-160」が218万円(税別)。
年間の販売目標台数は世界で1,500台としている。

なお、同機は8月31日(木)~9月2日(土)、江東区有明の東京ビッグサイトで開催される「SIGN&DISPLAY SHOW 2017(サイン&ディスプレイショウ2017)」に出品される。

 

主な仕様

UCJV300-160 UCJV150-160

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