【2017年6月26日】日本印刷産業連合会(日印産連)は7月25日、東京都中央区の日本印刷会館大会議室で「第31回GP工場交流会」を開催した。
GP認定は印刷業界の環境自主基準に基づき、事業者(工場等)の環境負荷低減への取り組みおよび環境に配慮した印刷製品を認定する総合認定制度。
今回は「第44回グリーンプリンティング(GP)認定委員会」認定された新規3工場に認定証が手渡され、更新15工場が発表された。
新規GP工場は以下の通り。
オフセット:錦明印刷 富士見事業部 埼玉県鶴ヶ島市富士見6-2-10(印刷工業会)
オフセット:アインズ 本社工場 滋賀県蒲生郡竜王町鏡2201-3(全日本印刷工業組合連合会)
グラビア:カスタムグラビア 本社工場 福岡県福岡市東区箱崎ふ頭8丁目6番47号(全国グラビア協同組合連合会)
また、「印刷会社が知っておくべきSDGsの概要と影響」の演題で凸版印刷の木下敏郎氏が講演した。
SDGsとは「すべての人」が「平等に」「困難を伴うことなく」「安全に」「アクセスできる」世界を2030年までに達成するという目標のこと。
木下氏は次のようにまとめた。
SDGsは「資源の有効活用」の面で、特に目標12で 関係する全てに対して、その配慮を求めている。
印刷産業の提供する製品は使用する紙、フィルム等を 持続可能な材料を用いていくことが必要だ。
しかしながら、リサイクル材料に対する理解や過剰品質に対して、印刷業界だけでは困難なことも多くある
そのためのステークホルダーとの連携の機会が、SDGsの 求める一つの形と考える。
このほか、新コスモス電機営業開発部の吉栄康城担当課長が「VOC警報器の必要性と活用について」と題した講演を行った。
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