【2017年6月1日】「第4回 ライブ・エンターテイメント EXPO」と「第4回 イベント総合 EXPO」が5月31日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。開催は6月2日(金)まで。
同イベントは演出機材やグッズ、集客関連、遊具など、ライブ・イベント用途のさまざまな商品やサービスが展示される見本市。今回は両展示会合わせて650社が出展し、期間中約30,000人が来場する見込み。
主催はリード エグジビション ジャパン。
プリント&プロモーションでは、販促関連の印刷物やグッズ、サービスなどを中心に、会場から速報をレポートする。
レポート2では、レポート1に引き続きプリンタを使用したさまざまなサービスや、グッズの提案などを紹介する。
社名の後のカッコ内はブース番号。
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レポート1|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
レポート3|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
TLT (5-21)は、日本初のフルカラーラバー製品工場をPRした。
同社のラバー製品は、着色PVCを使ったフルカラータイプ。従来は中国の工場のみでの受注だったが、短納期を望む声や、精算前に気軽にサンプルを見たいという声に応えて、プリンタを国内に初導入した。
プリンタは、多色カラーをラバーでそのまま表現できることから、剥がれのないことが特長で、色に合わせた美しい凹凸表現ができる。
同社では今回の展示を機に、日本国内での採用の拡充を進めていくという。
シー・アール・エム(6-25)は、インクジェットプリンタ(IJP)とレーザー加工機を使ったアクリルグッズや缶バッジを提案している。
担当者は「主にサブカル分野での採用が多く、直接販売する方から注文をいただいている」と話す。
同社では大判のフラットベッドタイプIJPを使用して、これらのグッズ製作を行っている。
ダイヤミック(6-46)は、沖データの複合機「MICROLINE VINCI」展示し、Tシャツへのプリントを紹介している。
「VINCI」は白トナーを採用しており、白の恋Tシャツでも、色鮮やかにプリントできる。
このほか、エプソンのガーメントプリンター「SC-F2000シリーズ」を出品し、こちらでもTシャツプリントをデモンストレーションする。
平林印刷(8-24)は「販促花子」のブランド名で、さまざまな販促品を出品している。
「チケットファイル」は、イベントに合わせたオリジナルのチケット用ファイルをつくるサービス。野球やサッカーなどの観戦、アイドルやアーティストのライブイベントなどで「記念品を残したい」という層に人気という。
また、同社のオリジナル製品では「マカロンふせん」をPR。ふわふわとしたクッション付きの表紙が特長で、見た目は完全にお菓子にしか見えないが、中身は粘着付きふせんとなっている。こちらは女性に大人気の商品で、会場でもサンプル配布に多くの来場者が足を止めている。
このほかにもブースでは、多数の販促提案を行っている。
初出展の四国団扇(7-25)は「蓄光ジャガードタオル」や「濡れてもいい団扇」を出品している。
「蓄光ジャガードタオル」は、蓄光素材を繊維に織り込んでおり、コンサートや野球(ナイトゲーム)などでの採用が多いという。
「濡れてもいい団扇」は軟包素材のフィルムを使用しており、水に強いことが特長。
透明フィルムを使用しているため、透け感があり、夏の涼しさを演出できる。
すでにプールや自動車メーカーでの実績がある。
レポート3につづく
レポート3|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
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レポート1|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
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