【2017年6月1日】「第4回 ライブ・エンターテイメント EXPO」と「第4回 イベント総合 EXPO」が5月31日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。開催は6月2日(金)まで。
同イベントは演出機材やグッズ、集客関連、遊具など、ライブ・イベント用途のさまざまな商品やサービスが展示される見本市。今回は両展示会合わせて650社が出展し、期間中約30,000人が来場する見込み。
主催はリード エグジビション ジャパン。
プリント&プロモーションでは、販促関連の印刷物やグッズ、サービスなどを中心に、会場から速報をレポートする。
レポート3では、販促関連で印刷やデジタルプリントを活用した商品を出品したブースを訪ねている。
社名の後のカッコ内はブース番号。
【関連記事】
レポート1|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
レポート2|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
リコー(8-64)は、プロモーションにつながるさまざまなデジタルサービスを出品。
中でも「紙アプリ」は、紙に描いた図柄をスキャンすることで、ゲームに取り込み遊べるというシステム。すでに自動車メーカーのショールームや商業施設で採用されており、ファミリー向けの集客で活用されている。
今回は、描いたクルマがサーキットを走り回る「レーサーバーション」を新作として展示している。クルマは絵柄によって、速さや運転のうまさ、パワーなどが変化し、競争して楽しむことが可能。
このほかに「恐竜」や「水族館」などのバージョンがある。
イベント・レンジャーズ(7-10)は、「おかしプリント」を展示している。
「おかしプリント」は、森永のお菓子「ハイチュウ」にデジタルプリントした箱を付けオリジナル化した商品。
小規模イベントのノベルティーや、福引などでのおまけにも対応でき、手軽に自社PRを可能にするサービスとなっている。
同社は販促イベントやセミナーなどを行う会社で、同商品は販促の一助しての活用を勧めている。
榮太樓商事(5-34)は、さまざまなオリジナルお菓子の実績を紹介している。
飴で知られる同社だが、自社製品のほかに販売促進用のお菓子も近年受注しており、実績は4年間で350種類となっている。
最低ロットは箱で3000個だが、箱は在庫の取り置きもできるそうで、数回に分けての納品に対応する。
担当者は「榮太樓ブランドと他社ブランドのコラボをさらに推進したい」と意欲を見せる。
ニッポンプランニングセンター(5-44)の「LED+ICカード」は、SuicaやPASMOなどの非接触型カードと共に使用する。
カードと重ねて、端末にかざせば微弱な電流をアンテナが感知し、電源なしでLEDが点灯する。
同社ではタッチの確認やおしゃれなアイテムとしての活用を見込んでいる。
オリジナル品は100枚から製作可能。
同商品は映画「君の名は。」の限定DVD、Blu-rayセットに採用されている。
オーシャンズ(8-30)は「食のオリジナルグッズ」をテーマに出展。
同社ではフリーズドライ商品やスープ、カレー、調味料などのオリジナル品の企画、製造をサポートしている。
ブースでは同社オリジナルスパイス「八味唐辛子」を展示し、試食も行っている。
オリジナル調味料の製造は15,000個からだが、既製品を使用し箱だけオリジナル印刷で製造すれば、さらに少ない数量での生産も可能という。
SHIN&internationa(l5-46)は、昔懐かしい「カセット型カードケース」を出品している。
ラバー製のカードケースで、見た目は完全にオーディオ用カセットに見える。
担当者は「知っている世代には懐かしく、知らない20代の女の子からも“かわいい”と人気」と話す。
オリジナル作成した場合の最低ロットは500個から。
このほか、ギターネックポーチなどもラインアップしており、こちらは300個から納品できる。
【関連記事】
レポート1|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
レポート2|「ライブ・エンターテイメント EXPO」「イベント総合 EXPO」
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.