【2015年12月4日】FUJIFILM North America Corporation(FNAC)のグラフィックシステム部門は、11月4日からの3日間、米国ジョージア州アトランタで開催された「SGIA Expo 2015」に出展し、ワイドフォーマットインクジェット関連のソリューションを紹介した。
SGIA Expoはワイドフォーマット分野で全米最大の見本市。主催はデジタル印刷やスクリーン印刷を支援する業界団体「SGIA」(The Specialty Graphic Imaging Association)。7回目の開催となる今回は、2009年の第1回以来最多となる2万3,000人以上を動員した。
富士フイルムは、「Now You Can Win More Work」(仕事はもっと勝ち取れる)をテーマに約465㎡のブースを展開し、Inca社製の高品質フラットベッド印刷機「Inca Onset X」シリーズと、フラットベッドとロールを組み合わせたハイブリッド機種「Uvistar Hybrid 320」(参考出品)という2つの世界初出展機種でライブデモを行った。
来場者の関心が高かった「Onset X」シリーズは、拡張性の高い「スケーラブル・アーキテクチャ」コンセプトの最進化形。プリントヘッドとUVインクを最大14チャンネル組み合わせることで、ユーザーが求る生産能力を実現する。
「Uvistar Hybrid 320」にも多くの来場者が集まり、195㎡/時という生産スピードを間近で体感した。プリントヘッドはFUJIFILM Dimatix社製を採用、「Uvijet」インクと組み合わせることで、フルグレースケールを高い品質で出力した。
このほか、33㎡/時の高速モードがあるLED-UV IJP「Acuity LED 1600Ⅱ」や、人気の高い「Acuity Advance Select」、最新のワークフローシステム「ColorGATE」と「Caldera」も展示された。
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