【2018年6月8日】「サプライ(消耗品)市場コンファレンス 2018」が6 月 7 日、港区の東京コンファレンスセンター・品川で開催された。
主催はキーポイントインテリジェンス。
「サプライ市場コンファレンス 2018」は、同社が調査を続けてきたサプライ市場について、同社の専門アナリストが、キートレンドと今後の市場成長動向予測について、さまざまな観点から報告。今回は特に注目市場とされている Eコマースについて、近刊レポート『Sizing Ink & Toner E-Commerce』からの情報を披露した。
コンファレンスではセッションごとに、クリックでアンケートを取るなど、出席者が参加する取り組みも見られた。
また、次回は「パッケージングコンファレンス2018」が7月10日(火)、東京コンファレンスセンター・品川で開催される。
冒頭、キーポイントインテリジェンスの山内透社長が以下のようにあいさつした。
「サプライのカンファレンスは20年ほど続けている、もっとも長いイベント。当社はさまざまなリサーチを行う企業、基本的にはイメージング分野の調査を行っている。今回はオフィスや家庭用のプリンタを中心にサプライ品、トナーやインクジェットのカートリッジなどについて報告をさせていただく」。
コンファレンスは、サプライグループディレクターのジョン・シェーン氏や、同アナリストのアンディ・キャロル氏が報告を行った。
「2018年ロードマップ:今後のサプライ市場に影響与えるキートレンド」では、ジョン・シェーン氏が基調講演的にこの日のトピックスをまとめて紹介した。
概要は以下の通り。
米国は景況感が素晴らしく、それに伴ってプリント市場も好況を示している。
GDPも順当に伸びているが、トランプ大統領が唯一の懸念事項で、通商・貿易戦争になることが心配される。
我々の業界に影響を及ぼしそうなのは中国に対する関税、米国の業界団体が懸念を表明している。
直近の大きなニュースでは、ゼロックスやHPで大きな企業変革があった。ゼロックスは分割され、HPはサムソンのプリンタ事業を買収しオフィス分野を補完した。
オフィスプリンタの業界は、業界全体が困難な状況を迎えそうな中、各社がより良い立ち位置を求めて動いている。
大きな買収や撤退に関しては、ゼロックスと富士ゼロックスの合併計画が中止。デルはプリンタ事業から撤退、9%野シェアがあるが維持できるかはわからない
インクカートリッジの市場は、「純正品」「新品互換品」「再生品」があるが、クローンと呼ばれる新品互換品(NBC・NewBuiltCompatibles)は、安価で性能が向上。これが他の製品に脅威を与えている。
再生品は伝統的なチャネル(オフィス小売り、ディーラー)で強味があったが、フィーを払っているので、再生品が純正品を守っているという事情もあった。
今後は、純正品がクローンと直接価格競争しなければならない状況が生まれそうだ。
ただし、互いに争うのではなく、お互いに協調しあい、高めていくことになるかもしれない。
ユニークな動きではサプライ品の支払いに、社員数に対しての課金が出てきた。
従来はページやクリック数だったが、社員数での課金は小企業にとってシンプルで扱いやすいプランだ。
このほかのセッションは次の通りで、キーポイントインテリジェンスではこれらに関するレポートや追加調査などを多数用意している。
「サプライ・フォーキャスト:米国、西欧、その他」
「カナダ、オーストラリア、米国、西欧における業種別プリント、コピー、スキャンボリューム」
「純正品とアフターマーケット/サードパーティー品トレンド」
「サプライに関連する法的問題:サプライブランドの保護」
「サプライの E-Commerce 販売」
「最近の調査より:SMB vs エンタープライズ」
「最近の調査より:IT リセラー、OE ディーラー」
「サプライ予測:企業規模、チャネル、MPS」
問い合わせはキーポイントインテリジェンス(☎03-5475-2663)まで。
次回のコンファレンスは「パッケージングコンファレンス2018」が7月10日、東京コンファレンスセンター・品川で開催される。
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