【2017年6月8日】「デジタルサイネージ ジャパン2017(DSJ2017)」が6月7日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。
「DSJ2017」は街中のメディアとして浸透し始めた「デジタルサイネージ」にフォーカスしたイベント。デジタルサイネージの最新技術とその活用法を、出展各社が紹介している。
開催は9日(金)までで、期間中に同時開催イベントも含めて約14万人が来場する。
主催はデジタルサイネージ ジャパン 実行委員会。
同時開催は「Interop Tokyo」「Connected Media Tokyo」「ロケーションビジネス ジャパン」「APPS JAPAN」。
来場は無料だが、事前登録が必要。
デジタルサイネージ ジャパン2017
http://www.f2ff.jp/dsj/
レポート1ではディスプレーやその使用法などを中心に紹介する。
社名の後のカッコ内はブース番号。
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展示会レポート2|「デジタルサイネージ ジャパン2017」
E3(7C04)は透過性ディスプレーを使用した立体感のあるデジタルサイネージを展示した。
「HollowBox50″」は透過性ディスプレーをショーウインドー化した製品。
内部に展示スペースがあり、商品やキャラクターなど、立体物を陳列し、動画とともに見せられる。
このほか4方向から中の展示が見える「4viewBox32”」や、レンチキュラーのように見せる3D動画も実演している。
両機種ともに筐体部分の色や質感をオーダーメイドでき、売り場の雰囲気に合わせた展開が可能という。
今回、これらの透過性ディスプレーでは「レッドブルの同展示会用スペシャル動画」を放映している。
ベンキュージャパン(7S01)は、ディスプレーメーカーである強みを生かし、ユニークな形のディスプレーを展示。また、透過型ディスプレーも実演している。
バータイプディスプレイの「TL240C」は、ホテルなどの玄関に置かれている歓迎看板をイメージして縦長にして展示。横置きもできるそうで、文字を流せるなど、一般的な縦横のサイズにはない魅力がある。
自社で一貫生産しているディスプレーメーカーであることから、これ以外にもさまざまなサイズでの作成が可能という。
「BH281」は透過型で、内部に化粧品を陳列。ディスプレーには女性が登場する動画を流すという演出を行った。
光文堂(7T11)は、メガネなしで中空に画像が浮かぶ「Airディスプレー」などを出品している。
会場では「Airディスプレー」でタッチできるタイプをデモンストレーションし、多くの来場者が足を止めた。
また、「エアLED」は、回転するファンの上に映像を投射することで、空中に立体的な映像を浮かび上がらせる。
また、画面上で着せ替えができる「バーチャルサプライズ」も展示している。このシステムはソフトのみの販売も行っている。
展示会レポート2|「デジタルサイネージ ジャパン2017」につづく
デジタルサイネージ ジャパン2017
http://www.f2ff.jp/dsj/
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