【2026年4月8日】ユポ・コーポレーションは5月1日出荷分から、合成紙「ユポ」および同加工製品の価格を引き上げる。原材料価格の上昇と物流コスト増加を受けた措置で、製品は10%以上、加工製品は15%以上の改定となる。

対象は「ユポ」全製品と、同社品番V系・W系・X系などの加工製品。原油価格の上昇に伴う原材料費の高騰に加え、国際物流環境の悪化による調達コスト増が続いており、従来の価格維持が困難となった。これまで同社はコスト削減や業務効率化で吸収を図ってきたが、上昇分を内部努力で賄うことができない水準に達した。
「ユポ」はポリプロピレンを主原料とする合成紙で、耐水性や耐久性を活かし、ラベル、商業印刷、屋外用途など幅広い分野で使用されている。原材料である石油由来素材の価格変動の影響を受けやすく、今回の改定はその影響が顕在化した形となる。
印刷・パッケージ業界では、原材料費と物流費の上昇が続いており、用紙やフィルム製品の価格改定が相次いでいる。今回の改定も同様の流れに位置付けられ、関連製品への波及が見込まれる。
同社は今後も安定供給を維持しつつ、コスト環境に応じた価格体系の見直しを進める。
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