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エプソン販売 新宿にBtoB向け拠点「Epson XaILab」開設 栗林社長「課題解決→新たな価値発信へ」

【2026年1月15日】エプソン販売は1月14日、法人向けの予約制ソリューションセンター「Epson XaILab」を東京都新宿区のJR新宿ミライナタワー内に開設した。体験と対話を通じて、企業が抱える課題の可視化と解決策の具体化を支援する共創拠点と位置付ける。

同施設は、労働力不足、コスト上昇、DXの遅れ、環境対応、BCP対策など、企業を取り巻く複合的な課題を背景に設けた。来場者は業種やテーマに応じた展示を体験しながら、自社課題に即した導入イメージを描くことができる。

14日に行われたオープニングイベントで、同社の栗林治夫社長は、自社を取り巻く環境について説明した後「日本は大きな転換点におり、その速度も従来ないものだ。そこでお客様起点で全ての行動をし、新たな価値を作り出していくことが重要となる。果たすべき役割は商品提供にとどまらず、お客様の課題を共に解決していくこと。この『Epson XaILab』は、ソリューションセンターとしてこれらを行い新たな価値創出を行い、それを発信していく」と述べた。

施設内には湾曲スクリーンと複数のプロジェクターを用いたイマーシブ映像空間を設置し、観光、エンターテインメント、不動産など各分野における課題解決の方向性を視覚的に提示する。
「環境配慮対応」「生産性向上」「地域活性化」などのテーマ別展示も用意し、来場者は関心分野に沿って体験を進められる構成とした。

また、「Idea Fall(アイデアホール)」には、UVや昇華転写、ガーメントといったプリント方式別に実際のサンプルや事例も多く紹介するなど、産業分野での展示も多い。

環境分野では、使用済み紙を再生するオフィス製紙機「PaperLab」と、低消費電力を特徴とするインクジェット技術を組み合わせた環境配慮型オフィスの展示を行う。これらにより、資源循環や環境負荷低減の取り組みを、実際の体験を通じて理解できる。

エプソン販売は共創パートナーとの連携を強化し、展示内容や体験プログラムを随時更新する方針で、セミナーなどを開催できる「InnovationStage(イノベーションステージ)」の貸し出しなども行っていくとしている。
これらの展開で、自社技術にとどまらないパートナーシップを通じ、より実効性の高いソリューション提案につなげるという。

同社は赤坂で運営するソリューションセンターに加え、新宿の「Epson XaILab」を新たな拠点とすることで、企業間のコミュニケーションと連携を促進し、課題解決を通じた価値創出を進める。

 

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